チャットツール『GOOEY』の開発元であるイスラエルのHypernix社は20日(現地時間)、同社に対し米CNETが264万ドル(約3億1700万円)の投資を行なったことを発表した。この投資でCNETはHypernix株の4.25%を取得、Hypernix社がこれまでに得た投資は総額で6000万ドル(約72億円)以上となる。
またHypernix社は、CNETが提供するニュースサイトやテレビ番組内において、GOOEYの宣伝とプロモーションを行なうことができるという提携を結んだことも発表した。
Hypernix社は、インターネット向けのチャットツール『GOOEY』を開発することを目的に、今年2月に設立されたばかりのベンチャー企業。同社のサイトではGOOEYの無償ダウンロードを提供している。6月14日に発表されたGOOEYはこれまで5万人以上のユーザーを獲得し、世界60ヵ国で利用されているという。
CNETが運営するダウンロードサイトのDownload.comでは、当初からGOOEYのダウンロードを提供していた。CNETでは820万人以上とされる同社サイトのユーザーに対し、GOOEYをプロモーションしていく予定。