エプソンダイレクト(株)は16日、同社が独自に開発したDV(Digital Video)編集ソフトウェア『DV
Symphomovie』を搭載し、ノンリニア編集が可能なパソコン2製品を発売した。
今回リリースされたのは、CPUにPentium III-500MHzを採用したハイエンドモデル『CREASENSE5000』と、Celeron-433MHzを採用したエントリーモデル『CREASENSE3000』の2機種。DV機器の接続用に、IEEE1394準拠のDV端子を標準で装備する。
写真は『CREASENSE5000』 |
DV Symphomovieは、シーンのつなぎ目などを自動的に補正する機能や、DV編集の標準であるタイムライン方式を採用している。イメージを見ながらのカット編集や、テロップ、トランジッションなどの機能をサポートする。
価格はBTO方式を採用しているため製品ごとに異なるが、たとえばCREASENSE5000の場合、Pentium
III-500MHz、メモリー128MB(SDRAM)、システム用として4.3GB、画像録画用として13.6GB(いずれもUltra
ATA対応)のHDDを装備し、最大32倍速CD-ROMドライブを搭載する構成にWindows
98プレインストールというモデルで、25万円となる。
両機種のおもな仕様は以下の通り。
機種名 |
CREASENSE5000 |
CREASENSE3000 |
CPU |
Pentium III-500MHz |
Celeron-433MHz |
メモリー(最大) |
128MB(SDRAM) |
← |
HDD |
システム4.3GB/録画用13.6GB(Ultra ATA対応) |
← |
ビデオ |
MillenniumG200(VRAM8MB) |
RAGE PRO TURBO (VRAM 4MB) |
CD-ROMドライブ |
最大32倍速(ATAPI) |
← |
ディスプレー |
オプション |
← |
サウンド |
Sound Blaster Audio PCI 64V |
← |
スピーカー |
YAMAHA YST‐M8 |
← |
OS |
Windows 98 |
← |
価格 |
25万円 |
18万円 |
また、同社では、『Endeavor Recording Custom』の標準CPUを、従来のPentium IIIプロセッサの450MHzから500MHzにグレードアップしたほか、BTOメニューのうち、HDD、メモリーの価格を最大29.2パーセント値下げした。たとえば、18.2GBのHDD(Ultra Wide SCSI対応)が、10万8000から8万円などとなっている。