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米MetaCreationのシニアバイスプレジデントが来日、関係者向けに製品を紹介

1999年07月15日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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『Kai'sシリーズ』や『Painter』などで知られるグラフィックツールメーカー、米MetaCreations社のシニアバイスプレジデントであるJohn Racioppi(ジョン・ラショピ)氏が来日し、同社の製品および戦略について語った。



「われわれは、ウェブ上でのビジュアライゼーション技術を普及させ、インタラクティブで魅力的なウェブデザインを容易に制作、閲覧できるよう手助けをしたい」

「われわれの製品は、Kai'sシリーズなどを始めとした使いやすいインターフェースや、Painterのブラシのような実際の画材と同様の使い勝手を実現したツールが特徴。これまではどちらかというと個人ユーザー向けだったが、今後はプロフェッショナル向け市場にも参入していく」

また同氏は、ウェブ上でのビジュアライゼーション技術として、“MetaStream”と“MetaFlash”を説明。「MetaStreamは、ウェブ上で3Dグラフィックを作成、配布、閲覧できるスケーラブルファイルフォーマット。米インテルと共同開発した。MetaFlashは、デジタルカメラで撮影した画像を利用して3D画像を作成するツール。ミノルタとコダックにライセンス供与している」と語った。ライセンスを取得したミノルタ(株)は、MetaFlash技術を利用したフラッシュ投影型3Dスキャナー(3Dカメラ)を開発中という。

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