このページの本文へ

富士通、GMRヘッドを搭載した磁気ディスク装置14機種を発売

1999年07月13日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

富士通(株)は、GMR(Giant Magneto Resistive)ヘッドを搭載した2.5インチ磁気ディスク装置4機種、および3.5インチ磁気ディスク装置10機種を開発、7月中旬から国内外の企業向けにOEM販売を開始する。



2.5インチ磁気ディスク『MHJ2181AT/MHK2xxxATシリーズ』4機種は、同社独自開発の“SF-Trini-Slider”技術により、低浮上と浮上安定性の向上を図り、最大面記録密度が9.5Gigabit/平方インチを実現したという。これにより、記憶容量が、厚さ12.5ミリのモデルで18.1GB、9.5ミリの薄型モデルで12GB/9GB/6GBとなり、従来装置と比較し約1.8倍向上した。インターフェースはATA-5対応で、毎秒最大66.6MBのデータ転送が可能。

3.5インチ磁気ディスクは、ディスク回転数が毎分5400回転の『MPE3xxxATシリーズ』6機種と、毎分7200回転の『MPE3xxxAHシリーズ』4機種。MPE3xxxATシリーズは、厚さ1インチでディスクを1枚から4枚まで内蔵でき、6.4GBから27.3GBまでの記録容量を実現する。MPE3xxxAHシリーズは、内部データ転送速度が毎秒40.7MBで、2MBのデータバッファを搭載する。記憶容量は10.2GBから27.3GB。両シリーズともインターフェースはATA-4対応で、データ転送速度は毎秒最大66.6MB。

発売時期は、MHJ2181AT/MHK2xxxATシリーズが7月末、MPE3xxxATシリーズが7月中旬、MPE3xxxAHシリーズが8月中旬。OEMサンプル価格は、MHJ2181AT/MHK2xxxATシリーズが4万円から、MPE3xxxATシリーズが3万円から、MPE3xxxAHシリーズが4万円から。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン