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デザインオートメーション、ピー・シー・エー、リード・レックスの3社が、マレーシアで共同事業

1999年07月09日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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デザインオートメーション(株)、ピー・シー・エー(株)、(株)リード・レックスの3社は、マレーシア・クアラルンプールのデザインオートメーション・アジア(ディーエー・アジア)社に対し、共同で3000万円の増資を行ない、東南アジア市場において、3社のソフトウェア製品の販売・サポート、ローカライズの拠点としていくと発表した。

この共同事業は、ディーエー・アジアが、マレーシアの情報産業向け特別優遇制度“マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)”のステータスを申請、4月2日に認定され、8日に来日したマレーシアのラフィーダ通産大臣から認定書を授与されたことを受けてのもの。MSCのステータスにより、同国への企業進出に際しての各種の制限が大幅に緩和される。具体的には、出資比率制限の免除、同社に関係・就労する外国人の入国・査証の無制限化、5年間の法人税の免税などがある。このほかに、世界トップレベルの通信インフラ、最も安い通信料金が保証されるという。

デザインオートメーションの竹原司代表取締役社長。デザインオートメーション・アジアの社長も兼ねる
デザインオートメーションの竹原司代表取締役社長。デザインオートメーション・アジアの社長も兼ねる



ディーエー・アジアに対する出資比率は、デザインオートメーションが1500万円、ピー・シー・エーが1000万円、リード・レックスが500万円の計3000万円。この増資により、資本金は3000万円となる。これは、MSCのステータス認可を見込んで、増資前の資本金が、2リンギット(約60円)であったことによる。7月中に増資を完了し、オフィスをMSC指定地域のテクノロジーパーク内に移転予定。初年度の売上予定は678万リンギット(約2億2000万円)という。

ピー・シー・エーの川島正夫代表取締役社長
ピー・シー・エーの川島正夫代表取締役社長



販売する製品は、デザインオートメーションのCADソフト『CDAPAC』、ドキュメント管理ソフト『DA-VDM』、ピー・シー・エーの統合業務ソフト『PCA WORLD MODEL』、リード・レックスの生産管理ソフト『RPiCS』。販売地域はマレーシア、シンガポール、タイで、将来はベトナム、インドネシアに拡大する予定。

リード・レックスの梶山桂代表取締役社長
リード・レックスの梶山桂代表取締役社長



デザインオートメーション/ディーエー・アジアの竹原社長は、ディーエー・アジアの実績について、「'97年に設立した。'98年度はアジアを襲った経済不安によって、非常に厳しい状態であったが、今年に入りアジア経済の復調を受けて、前年比300パーセントの売上となっている」「(同社の製品である)CADソフトを販売していく上で、財務会計ソフトや、生産管理ソフトの要望が強かった。3社共同で総合的ソリューションを提供していく」と述べた。現地に進出している海外企業では、日系企業が1200社程度と多く、周辺地域にもほぼ同数の日系企業があり、これらを当面のターゲットとしていくという。「現地では、日本と同様の緻密なサービスを行なっており、好評」「これを足がかりに、現在日本のパッケージ市場において、輸入6000億円に対して輸出が38億円という、大幅な輸入超の突破口になればと考えている」と、海外での更なる展開への意気込みを述べた。

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