東京貿易(株)は、日本語、英語、中国語、韓国語、アラビア語など世界100ヵ国語以上の言語を入力・編集・印刷できるワープロソフト『Global
Writer 98 Pro 日本語版』と、『Microsoft Office 97』を100ヵ国以上の言語に対応させるアドインソフト『Global
Office 日本語版』を発売した。開発元は米Unitype社。
『Global office 日本語版』の入力画面 |
両製品とも100ヵ国以上の言語のTrueTypeフォントと仮想キーボードを搭載し、1台のパソコンでマルチリンガルの環境を構築できるという。日本語、中国語、韓国語などの2バイト文字や、アラビア語などの右から左へ続く文章にも対応する。また、1つの文章内に他言語を混在させることも可能となっている。
Global Officeは、Microsoft Office 97の『Word 97』、『Excel 97』、『Outlook 97』、『PowerPoint
97』に対応するアドインソフト。Global Office単体での使用はできない。各アプリケーション上で、100ヵ国以上の言語を入力・編集・印刷できるほか、Outlook97を利用したマルチ言語の電子メールの送受信やマルチ言語のウェブページを作成することが可能となっている。Windows
95/98/NT4.0対応で、価格は3万5000円。
Global Writer 98 Proは、基本的なワープロ機能を備えるほか、ヨーロッパやアラビア、ロシアの言語など11ヵ国語のスペルチェック機能が搭載されている。Windows
98/NT4.0対応で、価格は1万8000円。