このページの本文へ

NetIQ、『日本語版NetIQ AppManager 3.0J』を発表

1999年07月08日 00時00分更新

文● 編集部 綿貫晃

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

NetIQ(株)は、Windows NT環境におけるアプリケーション管理を行なうシステムの新バージョン、『日本語版NetIQ AppManager 3.0J』(以下AppManager)を発表した。

AppManagerは、Windows NT環境におけるシステムパフォーマンスの最適化を実行したり、問題の検出と修正の自動化を行なうことで、システムの可用性を向上させるという製品。Windows NT ServerやBackOffice製品群、Lotus Domino/Notesサーバー、Oracleサーバーに対応したラインナップが用意されている。AppManagerを導入することによって、アプリケーションの管理と監視に関わるサポートコストを低減するという。

今回のバージョンではウェブベースのユーザーインターフェースが追加され、監視機能の開始・停止や、レポート機能の起動、イベントの終了などをウェブ上で操作可能となった。また、Microsoft Terminal Serverをサポートし、マルチユーザーのWindows NT環境も管理できるという。そのほか、Windows 2000やMMC(Microsoft Management Console)、WEBM(Web-Based Enterprise Management)もサポートするという。

AppManagerの価格は、管理対象システムとアプリケーションの数をベースに算定される。管理対象システムのソフトウェアは14万6000円から、AppManagerマネージメントコンソールは60万8000円からとなっている。発売は9月を予定。

米NetIQ社のマーケティング担当副社長であるTom Kemp(トム・ケンプ)氏
米NetIQ社のマーケティング担当副社長であるTom Kemp(トム・ケンプ)氏



米NetIQ社のマーケティング担当副社長であるTom Kemp(トム・ケンプ)氏は、「日本市場では、まず強力なパートナーとOEM提携を行ない、AppManagerを各社のブランドで販売する。AppManagerはさまざまな環境に対応し、既存のシステムと組み合わせることで、堅牢なシステムを構築することができる。今後は日本市場での展開を進め、アプリケーション管理分野でリーディングベンダーとなるよう目指したい」と述べた。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン