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三菱電機、テレビも見られるスリムな12インチTFTカラー液晶ディスプレーを発売

1999年07月07日 00時00分更新

文● 編集部 井上猛雄

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7日、三菱電機(株)は、テレビも見られるスリムなTFTカラー液晶ディスプレー『MDT121X』を発売した。厚さ12mm、重量980gのスケルトンタイプ(フロント部はホワイトカラー)のボディーを採用し、両サイドには小型スピーカーを内蔵している。液晶ディスプレーは12インチタイプで、解像度800×600ドット、1619万色(擬似フルカラー)まで表示できる。

同社は、今回発売したディスプレーについて、パソコン用途だけでなく、テレビ、ビデオ、ゲームにも対応する“マルチメディアディスプレー”としての新コンセプトを打ち出している。

チルトスタンドを外して壁に掛けて使えるディスプレー本体と、テレビチューナーをまとめた“マルチメディアボックス”をセットにして使用し、1本のケーブルだけで、ディスプレー本体とマルチメディアボックスを接続できる。
“マルチメディアボックス”は、ディスプレー制御系や画像処理系の回路、電源回路、テレビチューナーを内蔵。S端子、ビデオ入力端子などの外部端子も付いている。付属のワイヤレスリモコンを使って、画面の設定や調整、入力ソースの切り替えもできる。また、USBインターフェース対応のマルチメディアボックスも考えているという。

ボディーカラーはホワイトを標準としているが、ピンク、ブルーグリーン、グレーも受注生産する。価格は9万9800円。秋には15インチサイズのディスプレーも発売する予定。

パソコンのディスプレーとしての用途だけではなく、テレビやビデオにも対応する“マルチメディアディスプレー”『MDT121X』
パソコンのディスプレーとしての用途だけではなく、テレビやビデオにも対応する“マルチメディアディスプレー”『MDT121X』

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