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英BTと米AT&T、合弁会社の設立まであと1歩

1999年07月02日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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英ブリティッシュ・テレコム(BT)社と米AT&T社は現地時間の29日、両社の合弁会社設立について、米国司法省より認証を受けたと発表した。この合弁会社は、両社が50:50の出資によって設立を計画しているもの。

新会社では音声・データ通信のほか、多国籍企業向けサービスや国際通信網の構築などの事業を行なう。新会社の株式は両社が50パーセントずつ保有する。

本社は米国東部に置き、スタート時の従業員数は5000人。資本金は約10億ドル(約1210億円)。会長には英BT会長のSir Iain Vallanceが就任する。初年度の総事業収入は100億ドル以上を見込んでいる。これとは別にハイテク、通信分野において総額10億ドル(約1210億円)の投資を両社で行なう。

両社は3月30日(現地時間)に、合弁会社の設立に関して、欧州委員会(EU)から承認を受けている。設立は、今回の米国司法省からの承認のほかに米国連邦通信委員会(FCC)が必要で、FCCからの承認を受けしだい事業を開始する予定という。

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