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【INET'99】VOL.5番外編

1999年07月01日 00時00分更新

文● 野々下裕子

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6月22日から25日に、サンノゼのマッケンリー・コンベンションセンターにて開催された“INET'99”。ここでは、会場の裏側を番外編で紹介する。

さすがインターネットの会議だけあって、エキシビション会場とほぼ同じ広さのインターネットアクセスルームが用意されていた。中には50台近いPC端末とノートブック用のアクセステーブルもあった。特にPC端末のほうはオープンの間ほぼ満員状態で、順番待ちができるほどだった。

インターネットアクセスルームの端末は満員状態
インターネットアクセスルームの端末は満員状態



インターネットアクセスルームの中には“TECH EDGE RADIO”というストリーミングラジオの放送局があり、会場の様子を中継していた
インターネットアクセスルームの中には“TECH EDGE RADIO”というストリーミングラジオの放送局があり、会場の様子を中継していた



会議期間中はスポンサーからランチやコーヒーなどのサービスが提供された。スポンサーは日替わりで、中にはロゴ入りの紙コップやペーパーナプキンを用意している会社もあった
会議期間中はスポンサーからランチやコーヒーなどのサービスが提供された。スポンサーは日替わりで、中にはロゴ入りの紙コップやペーパーナプキンを用意している会社もあった



最終日のパネルディスカッション前に、会場前のソファで打ち合わせをしている出席者たち。このあと記念撮影までしていた
最終日のパネルディスカッション前に、会場前のソファで打ち合わせをしている出席者たち。このあと記念撮影までしていた



23日のイブニングパーティーは、コンベンションセンターのほぼ向かいにあるサンノゼのテックミュージアムを会場に開催された。夜7時からの開場だったが、ミュージアム内の展示品やショップも通常通りに営業されており、参加者は童心に戻って、シミュレーションやゲームなどの展示品を楽しんでいた。すべてのフロアーに料理と飲み物が用意されていたが、イタリアン、メキシカン、チャイニーズなどなど各フロアーごとにメニューの種類を変えるなどサービスは満点だった。展示コーナーをそのままテーブルがわりにしてしまうところは、アメリカならではのおおらかさだろう。ちょうど1ヵ月前に同開場でアップル社のディベロッパーコンファレンスのパーティーもあったそうだが、そちらに比べると参加者のマナーは、はるかによかったとは参加者の談。

イブニングパーティーが開催されたテックミュージアム
イブニングパーティーが開催されたテックミュージアム



ミュージアムの中の施設もすべて楽しめるようになっていたミュージアムの中の施設もすべて楽しめるようになっていた



会場となったサンノゼのダウンタウンは、シリコンバレーと呼ばれつつもあまりハイテクなイメージはない。公園があったり、レトロタイプの電車が走っていたり、のんびりとした雰囲気の町並みが広がる。ホテルもレトロタイプのものが多く、近代的なホテルといったイメージがあるのはコンベンションセンターに隣接しているヒルトンホテルぐらいのもの。とはいえ、こうしたのんびりとした雰囲気だからこそ、サンノゼに最先端技術の企業が集まってきたのかもしれない。次のデジタルイベントとして、8月10日から開催の“99 LinuxWorldFall in SanJose”が控えている。

コンベンションセンターに隣接しているヒルトンホテルにはこんなインターネット端末があった
コンベンションセンターに隣接しているヒルトンホテルにはこんなインターネット端末があった

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