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NEC、『ValueStar NX』シリーズなどにOffice 2000モデルを追加

1999年06月29日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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日本電気(株)は29日、マイクロソフト(株)の最新ビジネススイートパッケージ『Microsoft Office 2000』をインストールしたモデルなど、コンシューマー向け、企業向けパソコンそれぞれの新ラインナップを発表した。

『ValueStar NX』シリーズと『LaVie NX』シリーズ

コンシューマー向けデスクトップパソコンの『ValueStar NX』シリーズは、5月に発表されたラインナップからの変更はない。ハードウェア面で変更が加えられたのは、“ボックスレスモデル”のみだ。



このモデルは'98年10月に登場した、液晶ディスプレー一体型の省スペースモデル。5月のラインナップのリニューアル時には、このモデルのモデルチェンジはなかった。今回は、CPUをPentium II-266MHzからCeleron-433MHzに、HDDが4.3GBから6.4GBにスペックアップされた。おもな仕様を以下に示す。



機種名


VF48H/8F


筐体タイプ


液晶一体型(ボックスレス)


CPU


Celeron-433MHz


チップセット


インテル810チップセット


メモリー(最大)


64MB(SDRAM、最大256MB)


HDD


6.4GB(Ultra ATA対応)


ビデオ


オンボード(VRAM10MB)


CD-ROMドライブ


最大24倍速


PCカードスロット


TypeII×2


ディスプレー


15インチTFT液晶ディスプレー(XGA:1024×768ドット、1677万色表示)


インターフェース


USB×4、シリアル、パラレル各1、PS/2×2


サイズ


幅366×奥行き192×高さ375mm


重量


約5.3kg


OS


Windows 98


また、本シリーズには、“Word・Excelモデル”と“一太郎・Lotus1-2-3モデル”が提供されるが、このうちのWord・Excelモデルは、マイクロソフトの最新ビジネススイートパッケージ『Office 2000 Personal Edition』がバンドルされる。価格は各モデルともオープンプライス。



コンシューマー向けノートパソコン『LaVie NX』シリーズには、各モデルのCPUをアップした。この結果、最上位モデルはモバイルPentium II-400MHz、エントリーモデルはモバイルCeleron-333MHz搭載となった。また、B5ノートはスペック面での変更はない。こちらも、ValueStar NXシリーズと同様に、Word・ExcelモデルにはOffice 2000 Personal Editionがバンドルされる。価格はいずれもオープンプライス。各モデルのおもな仕様は以下の通り。



機種名


LW400D


LW36H/73


CPU


モバイルPentium II-400MHz
モバイルCeleron-366MHz
メモリー(最大)

64MB(256MB)




HDD


10GB(Ultra ATA対応)
6.4GB(Ultra ATA対応)


ビデオ


米NeoMagic社製NM2160




CD-ROMドライブ


最大24倍速




PCカードスロット
Type II×2(Type III×1として使用可能)



インターフェース


USB×1、PS/2×2、パラレル×1、シリアル×1、アナログRGB×1、赤外線通通信ポート(IrDA1.1準拠)×1




ディスプレー


14.1インチTFT液晶カラーディスプレー
13.3インチTFT液晶カラーディスプレー


キーボード


キーピッチ19mm、キーストローク3mm




モデム


V.90/K56flex対応FAXモデム内蔵




サイズ


幅305×奥行き250×高さ41mm
幅299×奥行き247×高さ39mm


重量


約3.2kg


約2.9kg


OS


Windows 98




 


 
 


機種名


LW33H


LB30C


CPU


モバイルCeleron-333MHz


モバイルMMX Pentium-300MHz
メモリー(最大)

64MB(256MB)




HDD


6.4GB(Ultra ATA対応)




ビデオ


米NeoMagic社製NM2160


米Trident社製Cyber9388
CD-ROMドライブ

最大24倍速
外付け最大24倍速ドライブ標準添付
PCカードスロット Type II×2(Type III×1として使用可能)

Type IIラ1
インターフェース USB×1、PS/2×2、パラレル×1、シリアル×1、アナログRGB×1、赤外線通通信ポート(IrDA1.1準拠)×1

USB×1、


ディスプレー


14.1インチTFT液晶カラーディスプレー


12.1インチTFT液晶カラーディスプレー


キーボード


キーピッチ19mm、キーストローク3mm


キーピッチ19mm(一部15mmキー使用)、キーストローク2.5mm


モデム


V.90/K56flex対応FAXモデム内蔵


V.90/K56flex対応FAXモデムカード標準添付


サイズ
幅299×奥行き247×高さ39mm

幅268×奥行き220×高さ25mm


重量


約2.8kg


約1.7kg


OS


Windows 98




『Mate NX』シリーズと『VersaPro NX』シリーズ



このシリーズでハードウェアに変更があったのはValueStar NXシリーズと同様、“ボックスレスモデル”のみ。このモデルは、これまでの2モデルから1モデルに集約された。CPUはPentium II-233/266MHzからCeleron-433MHzに、HDDが4.3GBから6.4GBに変更された。おもな仕様を以下に示す。



機種名


MA43H


筐体タイプ


液晶一体型(ボックスレス)


CPU


Celeron-433MHz


チップセット


インテル810チップセット


メモリー(最大)


64MB(SDRAM、最大256MB)


HDD


6.4GB(Ultra ATA対応)


ビデオ


オンボード(VRAM10MB)


CD-ROMドライブ


最大24倍速


PCカードスロット


TypeII×2


ディスプレー


15インチTFT液晶ディスプレー(XGA:1024×768ドット、1677万色表示)
インターフェース

USB×4、シリアル、パラレル各1、PS/2×2


サイズ


幅366×奥行き192×高さ375mm


重量


約5.3kg


OS


Windows 98


また、Mate NXシリーズはBTOを採用しているが、このメニューに、Office 2000 Personal Editionが追加された。各モデルとも、このほかの仕様変更はない。

一方、企業向けノートパソコンVersaPro NXシリーズには、ハードウェアの仕様変更はない。5月に発表したラインナップを継続販売する。各モデルのBTOメニューにMate NXシリーズと同様に、Office 2000 Personal Editionが追加された。

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