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サンヨー、マイクロドライブに対応した150万画素デジタルカメラとデジタルフォトアルバムを発表

1999年06月25日 00時00分更新

文● 編集部 綿貫晃

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三洋電機(株)は、動画が撮影可能なデジタルカメラ『DSC-SX150』(愛称は“マルチーズ”)と、パソコンを使わずにデジタルカメラの画像や音声をCD-Rに保存・再生するデジタルフォトアルバム『DMA-100』(愛称は“デジカメアルバム”)を発表した。デジタルフォトアルバムとは、新しいカテゴリーで、デジタルカメラで撮影した画像や音声データーを、別のメディアに保存したり、閲覧・編集・印刷などができるもの。

デジタルカメラ『DSC-SX150』
デジタルカメラ『DSC-SX150』



DSC-SX150は、2分の1インチ150万画素原色CCD(有効画素数は140万)を搭載したデジタルカメラ。1360×1024ドットの静止画像あるいは640×480ドットで毎秒15フレームの動画像を撮影できる。ISO相当感度は100、200、400。レンズは焦点距離7mm(35mmフィルム換算で38mm)で、4倍デジタルズーム機能を搭載する。シャッターを押してから次の撮影までは0.9秒。連写は、1360×1024ドットの場合に毎秒7.5コマで連続20コマの撮影が可能。新たに画像処理用の『スーパーアドバンストLSI』を搭載し、従来より映像バス転送速度が2倍、CPUバス転送速度が4倍となったという。

インターフェースはコンパクトフラッシュTypeIIスロットを採用し、記録メディアとして、コンパクトフラッシュのほか、日本アイー・ビー・エム(株)が開発したハードディスク『マイクロドライブ』に対応する。340MBのマイクロドライブには動画で最大50分、静止画なら最大4800枚の記録が可能となっている。また、ボイスレーコダー機能も搭載し、最大12時間以上の音声記録や内蔵スピーカーでの再生が可能となっている。発売は8月20日の予定で、価格は7万800円。

『DSC-SX150』の主な仕様は以下の通り

撮像素子 2分の1インチ原色150万画素CCD
レンズ 焦点距離7mm(35mmフィルム換算で38mm)、F2.4
撮影距離 0.5m~∞(マクロ撮影時15~50cm)
画像解像度 1360×1024ドット、640×480ドット、320×240ドット、160×120ドット
液晶モニター 1.8インチ11万画素低温ポリシリコンTFTカラー
静止画像フォーマット JPEG準拠、TIFF(非圧縮)、DPF対応
動画像フォーマット MOV(QuickTimeフォーマット準拠)
インターフェース コンパクトフラッシュTypeIIスロット、ビデオ出力、音声出力
記録媒体:コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ
PC接続 シリアルインターフェース
電源 単3形電池×2本
本体サイズ 幅110mm×高さ63mm×奥行き40mm
本体重量 220g(本体のみ)
付属品 単3形ニッケル水素電池(1600mAh)×2本、単3形充電池用充電器、ソフトケース、ハンドストラップ、AV接続ケーブル、コンパクトフラッシュ8MB


別売オプションとして発売されるパソコン接続キット『PCK-SX150』には、画像生成ソフト『Agfa PhotoGenie』が含まれており、これを使うことで、JPEG特有のノイズを除去したり、DSC-SX150で撮影した画像を220万画素相当の品質で出力できるとしている。このキットには、画像取り込みソフト『フォトラボ 4.0』、フォトレタッチソフト『PhotoSuite 8.0』、マルチメディアソフト『QuickTime 3 Pro 日本語版』、動画編集ソフト『Ulead VideoStudio3.0 E』、日記作成ソフト『動画対応デジカメ写真記』が同梱される。また、PC/AT互換機用接続ケーブル、Macintosh用変換アダプター、PC-9801用変換アダプターが付属する。このキットは8月20日に発売予定で、価格は1万3000円。

デジタルカメラ『DSC-SX150』
デジタルカメラ『DSC-SX150』



デジタルフォトアルバム『DMA-100』

DMA-100は、パソコンを使わずにデジタルカメラの画像や音声をCD-ROM保存・再生する新しいカテゴリーであるデジタルフォトアルバム。パソコン接続できないが、コンパクトフラッシュTypeII用とスマートメディア用のダブルスロットを搭載し、記録されたデジタルカメラの画像や音声データを、CD-Rに保存することが可能。また、ビデオ入力端子付きのTVに接続することにより再生や編集ができるほか、プリンターを接続して印刷を行なうことも可能となっている。640×480ドットの画像をCD-Rに保存すれば、1万枚以上保存できるという。TVに接続するだけで使用可能なため、パソコンがなくても画像の保存・編集が可能である。OSにはJava2 Micro EditionとμITRONを融合した『JBlend』を採用している。発売は9月上旬の予定で、価格は未定。

『DMA-100』の主な仕様は以下の通り



記録メディア


CD-R(Universal Disk Format Ver.1.5)


入力メディア


スマートメディア(3.3V、最大32MB)、コンパクトフラッシュ、マイクロドライブ(最大340MB)


対応静止画像


JPEG準拠(Exif1.1以降)、TIFF


対応動画像


QuickTimet、AVI(OpenDML Motion JEPG format準拠)


対応音声


waveモノラル(三洋のデジタルカメラのみ対応)


CD-R記録方式


Packet Writing


ビデオ出力


RCAジャック、S映像端子


音声出力


RCAジャック(モノラル)


編集機能


画像削除、画像回転、ズーム、画質調整(印刷時のみ)


対応プリンター


セイコーエプソン(株)の『Super Colorio 770C』(印刷サイズはA4、A6)


プリンター用インターフェース


パラレルポート


インターフェース


コンパクトフラッシュTypeIIスロット、スマートメディアスロット


電源


AC 100~240V、50/60Hz


本体サイズ


幅190mm×高さ62mm×奥行き213mm


本体重量


1.3kg


付属品


リモートコントローラー、アルカリ電池×2本、AV接続ケーブル、電源コード、CD-R×1枚


記録メディア事業部の久保盛弘副事業部長
記録メディア事業部の久保盛弘副事業部長



記録メディア事業部の副事業部長である久保盛弘氏は、「我が社はカメラメーカーではなくAVメーカーである。それを生かして、家庭で静止画と動画が楽しめるようなデジタルカメラを開発している。ターゲットは特定せず、広い層に使ってもらいたい」と述べた。

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