ノベル、Netware 4の最新版『Netware 4.2』をリリース

ノベル(株)は23日、同社のクライアント/サーバーOS、『Netware 4』の最新バージョン『Netware 4.2』を、25日に発売すると発表した。同社のディレクトリーサービス“Novell Directry Service”(NDS)(*1)の最新版を搭載するほか、“Z.E.N works(*2)スタータパック”を収録している。これによりエンドユーザーごとのデスクトップを用意し、どのクライアントからアクセスしても同じデスクトップ環境が得られるようになる。また、アプリケーションのインストールを管理して、エンドユーザーにセットアッププログラムを意識させることなく自動インストールすることなどが可能になる。

価格はオープンプライスで、起動用OSとしてはDOS v5.0以上、Windows 95/98のDOSモードに対応する。クライアントは、DOS v5.0以上、Windows 3.1/95/98/NT4.0に対応する。前バージョンの『Netware 4.11』からのアップグレードサービスも提供する。

• 注1)NDS：ノベルがNetWareと並ぶの中核製品と位置付けるディレクトリーサービスソフトウェア。ディレクトリーサービスとは、ネットワークリソース上にある情報を一括管理しているもの注2)Z.E.N works：NDSを利用して、WindowsベースのPC管理の簡略化と自動化を行なうためのツール。各デスクトップに特有の環境設定やアクセス権などの情報をNDSを用い一元的に管理できる。ノベル