(株)メディアヴィジョンは、23日、米国Terran Interactiveのデジタルメディア最適化/圧縮/フォーマット変換ツール『MediaCleaner
Pro 4.0英語版』を7月下旬から発売すると発表した。価格は6万円。これまでMacintosh版のみだったが、本バージョンよりWindows版が加わり、クロスプラットフォームが実現する。日本語版は、英語版発売と同時にローカライズが開始され、年内にはリリースされる予定だ。なお、今回発売される英語版を購入したユーザーは、無償で日本語版へアップグレードできる。
MediaCleaner Pro 4.0英語版 |
MediaCleaner Proは、QuickTime 4、Real G2、WindowsMedia(ASF)、MP3といった最新フォーマットに対応している。これらのムービー、静止画、サウンドなどといったデジタルデータをウェブ、CD-ROM、DVD-ROMなど使用目的に合わせて最適化し、フォーマット変換、圧縮などをバッチ機能で一括処理できる。さらに転送レート、コーデック方式、階調補正/画像修正、サウンドのリサンプリング、ノイズリダクション、圧縮などの細かな設定が可能で、配信方法に合わせて最適な設定を行なえる。また、最適な設定、フォーマットの変換が可能なセッティングウィザードがあるので、初心者でも安心して使用できる。
ムービー、静止画、サウンドなどといったデジタルデータを使用目的にあわせて最適化し、フォーマット変換、圧縮などをバッチ機能で一括処理する |
6日に、Media100は、Terran Interactiveを買収している。これを受けて、メディアヴィジョンはTerran
Interactive/Media100とMediaCleaner Proの国内における独占販売代理店契約を結び、ローカライズ、マーケティングおよびカスタマーサポートを行なうことになった。