翼システム(株)は、(株)エフ・アイ・ティが開発した帳票作成/印刷ツール『Super Visual Formade(スーパー・ビジュアル・フォーメイド)』、および印刷管理ツール『Report Director(レポート・ディレクター)』のLinux対応版を発売すると発表した。サーバー上にある帳票/伝票フォームに、データベースからクエリーで抽出したデータを取り込み、クライアントはウェブブラウザーを利用してその帳票/伝票フォームを閲覧できるというもの。また、フォームをPDFファイルに変換し、クライアント側にあるプリンターを使いオリジナルの帳票フォームそのままの形で印刷することも可能。これにより、クライアント側は、ウェブブラウザーとアドビシステムズの『Adobe Acrobat Reader』があれば、マシン環境を問わずに帳票の閲覧/印刷が行なえる。両製品のLinux対応版は、7月にサンプル版をリリース、10月に製品版を発売するという。価格は300万円から。