ネットワークアソシエイツ(株)は、セキュリティー評価ツール『CyberCop
Scanner Ver.5.0』を発表した。
『CyberCop Scanner Ver.5.0』の画面 |
CyberCop Scannerは、ネットワーク管理者やセキュリティーコンサルタントがネットワークを監視するために用いるセキュリティー評価ツール。セキュリティーホールやそれに準ずるものを含めた独自のデータベースを搭載しており、セキュリティー上で危険性がある点を検出する。危険個所のデータは現在540以上あるという。新しいデータは、同社の研究機関であるNAIラボより提供され、自動アップデート機能によってデータベースに追加が可能となっている。対応OSはWindows
NTで、発売は6月21日。価格は1000ノードで43万円(ノードとは、PCやワークステーション、携帯端末を含めたクライアント機器の数を表わす)。
また同社は、新種のウイルスである“W32/ExploreZip.worm”の駆除ソフトに、社内ネットワークを通じた2次感染を防止機能を追加したと発表した。このウイルスは、電子メールを通じて、感染したマシンのワードやエクセルファイルの内容を削除する。また、最初に感染したマシンと社内ネットワークでつながれたマシンにも2次感染し、同様の破壊活動を行なうという。対応OSはWindows
95/98/NT。この駆除ソフトは、同社のホームページから無償でダウンロードが可能となっている。