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NEC、通信キャリア向けの次世代ネットワークサービスのコンセプトと製品ロードマップを発表

1999年06月18日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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日本電気(株)は16日、同社が通信キャリア向けに提供する次世代ネットワークサービスのコンセプトと製品群を発表した。

コンセプトは“PROGRESSIVEUNITY”(プログレッシブユニティ)で、既存資産を継承しながら次世代ネットワークを構築することを可能にするハードウェア、サポートサービスなどを提供する。

PROGRESSIVEUNITYについて説明するNEC専務取締役、杉山峯夫氏
PROGRESSIVEUNITYについて説明するNEC専務取締役、杉山峯夫氏



今回の記者会見では、通信キャリアー向けにSTMからATMへの移行をサポートするSTM/ATMハイブリッドノードシステム『NEAX61ΣJCX』や、既存STM交換機に付加することでIP(インターネットプロトコル)に対応可能になるインターネットアクセスノードシステム『CX3100』などが発表された。価格は『CX3100』の最小構成で3900万円からとなる。

STM/ATM/IPハイブリッドノードシステム『NEAX61ΣJCX』
STM/ATM/IPハイブリッドノードシステム『NEAX61ΣJCX』



同社ではこの通信キャリアー向け製品で2000年に4000億円の売り上げを目標としている。

PROGRESSIVEUNITY製品群としてはこのほかに、モバイルキャリアー向けや企業通信向け、放送事業者向け製品の提供も予定しているという。

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