16日、ピクナルシステムズは、MPEG1形式でビデオ映像のキャプチャー、画像編集、出力まで一貫して行なえる、コンシューマー用のビデオ編集システム『Studio
MP10日本語版』を7月下旬に発売すると発表した。
Studio MP10日本語版は、パラレルポートに接続して使う外付けユニットと、ビデオ編集ソフト『Studio』、タイトル作成ソフト『TitleDeco』、BGM作成用ソフト『SmartSound』、トランジションライブラリー『VideoSpiceRackLite』、オーサリングソフト『Impression
for CD』(英語版)をセットにしたもの。
操作性に優れ、ビデオ編集の入門用にも使えるという触れ込みの『Studio MP10日本語版』 |
Studio MP10日本語版に同梱されている |
主な特徴としては、キャプチャーシーンの切れ目の自動検出、フレーム単位でのムービー編集、100種類以上のトランジション効果、編集結果のインスタントプレビュー、BGMサウンド時間の自動生成などが挙げられる。また、外付けユニットはAV出力もあり、テレビやビデオにも接続できる。
Pentium-200MHz、32MB以上のPC/AT互換機、DirectX6.0以上に対応。価格は4万9800円。
ビデオ編集画面。ドラッグ&ドロップで操作しながら、1画面上で画像のキャプチャー、編集、出力まで行なえる |
また、MPEG2対応ビデオ編集システム『DC1000』と、DVDのオーサリングが可能な『DVD1000』も発売すると発表した。
DC1000は、プロ用途のデジタルコンテンツ制作に対応できるシステム。専用ボードとインターフェースボックス、『PremiereRT5.1』、『Photoshop4.0LE』、『TitleDeco』などのソフトがセットになっている。予定価格は50万円。DVカメラを接続できるIEEE1394インターフェースカードを組み合わせることで、リアルタイムにDV映像とMPEG2映像のコード変換が可能なアップグレードセットも用意する。予定価格は75万円。
DVD1000は、さらにこのアップグレードセットをベースにして、DVDオーサリングソフト『Impression
for DVD』を組み合わせたもので、予定価格は200万円。いずれも9月中旬に発売する予定。