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米サン、Javaに対応した次世代携帯電話の試作機を発表----松下など4社と共同で

1999年06月16日 00時00分更新

文● 編集部 白神貴司

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米サン・マイクロシステムズ社は15日(現地時間)、Java技術を用いたエヌ・ティ・ティ移動通信網(株)(NTTドコモ)のiモードサービスに対応した携帯電話端末の試作機を発表した。これは、米サンフランシスコで18日まで開催されるJavaOne '99に出展したもの。サンとNTTドコモは今年3月、iモード用端末にJava関連技術を導入するための研究開発を共同で行なうと発表している。

試作機を開発したのは松下通信工業(株)、日本電気(株)、富士通(株)、三菱電機(株)の4社。試作機には“KVM”と呼ばれる、新たなJavaプラットフォームが採用されている。これはiモード端末向けにサンと米モトローラ社、松下電器産業(株)、米スリーコム社、NTTドコモなどが共同で開発したもの。KVMはJavaOne '99で発表された“Java 2 Micro Edition”のキーとなるコンポーネントで、実装のために必要なメモリー容量が80KB程度に抑えられている。

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