ソニー(株)は、薄型B5サイズノート“バイオ505シリーズ”に新たに2機種を追加、19日に発売する。登場するモデルは、モバイルCeleron-300MHzを採用した『PCG-N505』と、モバイルPentiumII-400MHzを搭載した『PCG-N505SR』。
この『PCG-N505』シリーズは、“バイオ505シリーズ”で唯一、筐体(きょうたい)の“VAIO”マークが0.4ミリくぼんで立体的になった。“バイオ505シリーズ”といえば、遠くからでもすぐに「あ、バイオだ」と分かる、メタリック紫色のマグネシウム筐体とディスプレー背面に描かれている“VAIO”マークが特徴だった。しかし、これは見た目には立体的だったが、実は塗装で視覚的に見えるようにしただけのもの。今回の新バイオノートでは、実際に立体にし、はっきりと立体的だと分かる“VAIO”マークを採用した。
『PCG-N505』 |
価格はオープンプライス。推定小売価格はN505が28万円前後、N505SRが40万円前後。同時に、オプションのACアダプター『PCGA-AC5N』も発売。価格は1万5000円。
主なスペックは以下の通り。
製品名 |
PCG-N505 |
PCG-N505SR |
CPU |
モバイルCeleron-300MHz |
モバイルPentiumII-400MHz |
チップセット |
440DX PCIset |
|
HDD |
6.4GB(Ultra ATA対応) |
8.1GB(Ultra ATA対応) |
メモリー |
64MB(SDRAM)(最大128MB) |
128MB(SDRAM) |
拡張メモリースロット |
専用メモリースロット×1 |
64MBメモリー搭載済み |
グラフィックアクセラレーター |
NeoMagic MagicGraph256AV(NM2200) |
|
ビデオメモリー |
2.5MB(ビデオチップに内蔵) |
|
ディスプレー |
10.4インチ1024×768ドット(1677万色表示)TFTカラー液晶 |
|
FDDドライブ |
USB経由外付け3.5インチ(同梱) |
|
CD-ROMドライブ |
別売PCGA-CD51(PCGA-CD5も使用可)、PCカード接続 |
|
PCカードスロット |
Type II×1、CardBus対応 |
|
外部接続端子 |
赤外線通信ポート、USB×1 オーディオ入力(モノミニジャックライン入力×1)、ヘッドホン出力、FDD端子、i.LINKポートリプリケーター端子、モデム用モジュラージャック、専用スピーカー(PCGA-SP51)用端子、i.LINK端子 S400(4ピン) |
|
オーディオ機能 |
Windows Sound System互換、モノラルスピーカー、内蔵マイク、XG対応ハードウェアMIDI音源、MEGA BASS機能 |
|
内蔵FAXモデム |
最大56Kbps(K56flex/V.90自動対応)/最大14.4Kbps(FAX時) |
|
ポインティングデバイス |
インテリジェントタッチパッド |
|
バッテリー動作時間 |
約1.5時間~2.5時間(バッテリーパック(S)) |
未定 |
約3時間~5時間(バッテリーパック(L)) |
未定 |
|
約6時間~10時間(バッテリーパック(LLL)) |
未定 |
|
サイズ |
幅256×高さ19.8(手前最薄部)×奥行208mm(本体、突起含まず) |
|
重さ |
約1.2kg(バッテリーパック(S)搭載時) |
未定 |