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NTTドコモ、米スリーコムと協力しPalm OS搭載端末で無線データ通信サービスを提供へ

1999年06月15日 00時00分更新

文● 編集部 佐々木千之

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エヌ・ティ・ティ移動通信網(株)は14日、米スリーコム社との間で、無線データ通信と“Palm OS”を搭載した情報携帯端末の開発と新しいサービスを提供するという覚え書きを交わしたと発表した。

この覚え書きによって、NTTドコモの無線データ通信技術と、スリーコムのPalm OSを搭載した情報携帯端末およびワイヤレスアプリケーションの技術について、情報交換を行なうという。また、Palm OS搭載情報携帯端末のための無線データ通信サービスの提供や、ソリューションビジネスへの展開も検討するとしている。

NTTドコモによると、実際の製品や具体的なサービスの内容、開始時期などはいっさい未定。しかし、スリーコムが米国で発売した無線データ通信機能付き情報携帯端末『Palm VII』の売れ行きも好調であることから、日本向けに同様の製品やサービスを提供することも予想される。NTTドコモでは5月にも英シンビアン社と、“EPOC”搭載の電子メール端末を1年後をめどに開発すると発表したばかり。無線データ通信機能を持った情報携帯端末市場においては、今後一層の拡大が予想されるが、NTTドコモでは特定のプラットフォームによらず、幅広く展開していく模様だ。

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