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ソニー、スピーカー部を浮かせたデザインのパソコン用小型スピーカーを発売

1999年06月10日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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ソニー(株)は、パソコン用スピーカー『SRS-Z1PC』を7月1日に発売する。価格は1万8000円。

同製品は、スピーカー部のユニットに同社独自のΦ39mmΣ型磁気回路を採用した“Zシリーズ”の新製品。Σ型磁気回路とは、駆動用マグネットに加え、キャンセルマグネットの磁束もボイスコイルの駆動に利用する構造の磁気回路のこと。



特徴的なデザインは、スピーカーキャビネットを小型化し、スタンドで浮かせたという同社としては初めてのもの。スピーカーキャビネットを小型化することで、不要な音の反射波を、耳障りにならない程度の高周波数にずらし、音質の劣化を防いでいる。また、スピーカーを浮かすことにより、スピーカーの外に出た再生音の反射を抑え、明確な音像定位を得られるという。スピーカー本体前面部(スピーカーバッフルとスタンド)の素材には、アルミニウムダイカストを採用している。



アンプの最大出力は3W+3W、入力は1系統2入力(ステレオミニジャック×2)となっている
スピーカーの再生周波数は80Hz~20KHz
本体サイズは、スピーカーが幅80×奥行き80×高さ175mm、アンプが幅140×奥行き146×高さ38mm。重量は、アンプが590g、スピーカーが380g×2。同社は「主なターゲットはノートPCユーザー」としている。

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