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富士通ビジネスシステム、米Dataware Technologiesと提携、ナレッジマネジメントシステムを発売

1999年06月08日 00時00分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)富士通ビジネスシステムは、米Dataware Technologies社と国内総代理店契約を5月20日に締結したと発表、本日提携に関する発表会を行なった。

米Dataware Technologies社のNyweide副会長と富士通ビジネスシステムの大槻代表取締役社長
米Dataware Technologies社のNyweide副会長と富士通ビジネスシステムの大槻代表取締役社長



今回の提携にあたり、富士通ビジネスシステムは、Dataware Technologies社のナレッジマネジメントシステム『Dataware Knowledge Management Suite 2.0J』を8月末に発売する。価格は未定。

Dataware Knowledge Management Suite 2.0Jは、企業内に存在するさまざまなデータをシステムに取り込み、データベース“Knowledge Warehouse”を作成、ウェブブラウザーからKnowledge Warehouse内の情報を検索できるというもの。情報を取り込む際、データを解析して自動的に検索用インデックスを作成。各種情報は、“Knowledge Map”機能で分野別や部署別といったカテゴリーに分けて表示できる。

ワープロ文書やウェブページなどの情報ソースをユーザー側から登録することも可能。登録画面では、作成者や作成日時などの付加情報も入力できる。情報検索では、分野ごとに選択することで適応した情報を一覧表示できるほか、情報の作成者を分析することで、分野ごとの専門家も検索可能。

米Dataware Technologies社副会長兼上級副社長のJeffrey Nyweide(ジェフェリー・ナワイデ)氏は、「ナレッジマネジメントは企業経営戦略にとってなくてはならないものであり、ナレッジマネジメントに対する関心は年々高まっている。日本市場も今後急激に伸びるだろう。今回の提携により、われわれがリーダーシップを取ってナレッジマネジメントの普及を図ることで、市場を活性化していけると確信している」としている。

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