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アルプス社、ウェブサイトと連動した地図ソフト『プロアトラス 2000』を発表

1999年06月08日 00時00分更新

文● 編集部 原武士

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(株)アルプス社は、電子地図ソフト『プロアトラスシリーズ』の最新バージョン『プロアトラス 2000』を発表した。発表したタイトルは『首都圏』『東海』『近畿』『日本広域』の4タイトル。前作『プロアトラス 98』からのアップグレード版も用意しており合計で4タイトル8パッケージのラインナップとなる。

同製品は、ウェブ上で情報を発信するコンテンツプロバイダーと提携した情報提供が特徴となっている。地図上の位置情報と、ウェブの情報を照らし合わせた情報検索が可能。例えば、(株)エヌケービーのグルメ情報サイト“ぐるなび”との連動で、現在表示している地図の中にウェブサイトに登録される飲食店の位置をアイコンで表示したり、アルプス社が提供する気象庁のアメダスデータを元にした天気予報サイトとの連動で出張先の明日の天気を調べたりできる。また、地図上に表示されるアイコンをクリックすると関連するホームページが開かれる。提携しているコンテンツプロバイダーは(株)ソニーの“Jmail”や(株)サイバーマップ・ジャパンの“Mapion”、日立造船情報システム(株)の“ホテルの窓口”など10個(タイトルにより利用できないコンテンツもある)。電車の経路検索ソフトは(株)ヴァル研究所の『駅すぱあと』、ジョルダン(株)の『乗換案内時刻表対応版』、(株)ブリーズワンの『調べ太郎』に対応する。

プロアトラス 2000 首都圏の画面
プロアトラス 2000 首都圏の画面



全タイトルとも前バージョンに比べて掲載する地図範囲を拡大している。首都圏版は東京23区全域をカバーし最大3000分の1の地図まで対応する。近畿版は大阪市内全域をカバーし最大で3000分の1の地図まで対応、東海版は最大で6500分の1の地図に対応する。対応OSはWindows 95/98/NT。価格は各5800円(バージョンアップ版は各4300円)で、7月3日に発売する。なお、開発元はアルプス社、販売元は(株)アルプス出版社。

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