(株)ジャストシステムは、Linuxに対応した日本語変換システム『ATOK12
SE(Standard Edition) for Linux』を発表した。まずはパシフィック・ハイテック(株)の『TurboLinux
日本語版 4.0』にバンドルして7月9日に出荷を開始する。パッケージには、Javaに対応した『一太郎
Ark for Java(仮称) Technology Preview』を同梱する。
ATOK12 SE for Linuxは、既にWindows版やMacintosh版がリリースされている『ATOK12』のLinux対応版。慣用句や仮名遣いの誤りを指摘する校正支援機能“JUST
MEDDLER2”を搭載する。
同社では、ATOK12 SE for Linuxについて、本年度中に15万本以上の販売を見込んでいる。この数字は、TurboLinux
日本語版などの製品に対するバンドルを含んだもの。ATOK12 SE for
Linux単体の発売については、年内をめどに予定している。単体の価格は未定。