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ウイニングラン、ネットワークツール『DAVE Version 2.1J』を『Vine Linux』とセットにして発売

1999年06月02日 00時00分更新

文● 編集部 清水久美子

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ウイニングラン・ソフトウェア(株)は、『DAVE Version 2.1J + Vine Linux 1.1CR Official 製品版』を18日に発売する。これは、米Thursby Software Systems社が開発したネットワーク接続ツール『DAVE Version 2.1J』を、日本語インストーラーを付属したLinuxディストリビューション『Vine Linux 1.1CR』のOfficial製品版とセットにして販売するというもの。1000本の限定発売で、価格は2万4800円。

DAVEは、MacintoshのネットワークをWindowsのネットワークに接続できるようにするMac OS用ソフトウェア。Macintosh自身をWindowsに見せかけることで、Windowsのネットワークに参加できるようになる。また、MacintoshをLinuxサーバー上で使用したい場合にも活用ができる。なお同製品は、UNIX上で動作するSMBプロトコルのサーバーソフトウェアであるSambaもサポートしている。

Vine Linuxは、Linuxの日本語環境構築パッケージを開発する“Project Vine”が開発した製品。サポートやマニュアルなどが付属する製品版は、(株)技術評論社が販売する。

ウイニングランでは、Vine Linuxを採用した理由について、「日本人が開発したLinuxディストリビューションが発売されるのは、これが初めて。Macintoshユーザーにもコマンド入力なしで、日本語インストーラーを使用してインストールが行なえる点などを評価した」としている。

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