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グローバルワン、日本の多国籍企業向けに国際専用線サービスを開始へ

1999年01月19日 00時00分更新

文● 報道局 佐藤和彦

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 独ドイツテレコム社、仏フランステレコム社、米スプリント社の3つの電話会社が出資して設立したベルギーのグローバル ワン社のGary D. Forsee(ゲイリー・フォーシィ)社長兼CEOが来日し、記者会見を行なった。

Gary D. Forsee(ゲイリー・フォーシィ)社長兼CEO
Gary D. Forsee(ゲイリー・フォーシィ)社長兼CEO



 同社の日本法人のグローバル ワン コミュニケーションズ ネットワーク(株)が昨年末に第一種通信事業者の認可を取得、'99年第2四半期中に多国籍企業向けに国際専用線サービスを開始する。同社は、日本をオーストラリア、香港などと同様に、アジア・太平洋地域におけるネットワーク・ハブの1つと位置づけており、'99年中に、東京、大阪に続いて、名古屋にネットワーク・ノードを新設する予定であることも発表された。

 記者発表後の質疑応答の中でForsee氏は、英BT社と米AT&T社が提携したことに関し、「あの提携は、グローバル ワンを設立したことを後追いでやろうとしているだけだ。我々が5年前に始めた戦略の正しさが立証されたと考えている」とコメント。また、日本における提携に関しては、「長距離であれ、移動体通信であれ、どんな会社とでも提携の可能性はある。それは、電話会社だけに限ったことではなく、通信業界以外のどんな会社とでも提携の可能性を探っていきたい」と語った。

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