このページの本文へ

米ルーセント、米アセンドと200億ドル規模の大型合併

1999年01月13日 00時00分更新

文● 報道局 西川ゆずこ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米ルーセント・テクノロジー社は13日(現地時間)、200億ドル(約2兆2400億円)で米アセンド・コミュニケーションズ社との合併
交渉を締結したと発表した。アセンド社の1株がルーセント社の0.825株と交換され、存続会社がルーセントとなる。ルーセント社の株価は12日現在で約107ドル(約1万2000円)をつけており、合併の規模は約193億ドル(約2兆1700億円)にものぼる。

 これにより、同社は大手通信機器メーカーである米シスコシステムズ社に匹敵する地位を確立した。同社は、11日(現地時間)にネットワークの課金・受注処理ソフトを販売する米Kenan Systems社を14億8000万ドル(約1660億円)で買収するなど、幅広い通信機器を市場に投入するために、この数年間で数社の買収を行なってきている。

 ルーセント社会長兼CEOのRich McGinn氏は「この合併を通して、当社はネットワーク通信における揺るぎない地位を獲得した」と語っている。アセンド社社長兼CEOのMory Ejabat氏は「独立企業としても同社は成功していたが、この合併を通してさらに飛躍していくだろう」と語っている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン