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住友商事、3Dゴーグルと立体画像作成ソフトのキットを発売

1999年01月07日 00時00分更新

文● 報道局 原武士

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 住友商事(株)は'98年12月28日、『VR Joy(ブイ・アール・ジョイ)』を発売した。これは、オプションカードなどの特別な機材を必要とせずに3次元立体画像を楽しめるセット。セット内容は、3Dゴーグル『VR Joy LCDグラス』と、それをCRTに接続するインターフェィスBOX『VR Joyポート』、3D画像作成ソフト『SIC(Stereoscopic Image Converter)』、対応サンプルゲーム『Z.A.R』など。製造元は韓国のウーポー電子社。同社が同製品の輸入代理店であるパラレルテクノロジー(株)との間に、国内での独占販売契約を締結し、発売に至った。

 CRT上には右目用の画像と左目用の画像が高速に表示される。その切り換わりと連動して3Dゴーグルの左右のレンズをシャッタリングすることでCRT上の画像が立体的に見えるという。米3DREALMS社の『Duke Nukem 3D』など、このシステムに対応する市販ゲームでの立体視も可能。

 同梱のSICは3次元画像作成以外にも、JPGやGIF形式の画像を3次元画像に変換することもでき、インターネットからダウンロードした画像やデジタルカメラで撮影した画像を立体的に見ることもできる。

 このセットはDOS/V機及び、Macintoshに対応する。ただし、SICはWindows 95/98/NT4.0のみの対応。15ピンVGAポート(Macの場合は変換コネクタを利用)に接続して使用する。価格は2万2500円。

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