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【Contents Survey】バーチャル書店『Ebook』とオンラインマガジン『べんべん』

1998年09月02日 00時00分更新

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●バーチャル書店『Ebook』

 インターネット上でコンテンツの販売を行うサイトは今や珍しくないが、無料のコンテンツを豊富にそろえ、CD-Rを活用して自宅配送サービスまで行なったのは、このサイトがいちばん早かったとされる。著作物を一方的に読者に流すのではなく、会員相互のコンテンツを流通させることにも力を入れている。情報の消費者が生産者にもなりうるデジタル時代の可能性を先取りした試みとして評価できる。

●オンラインマガジン「べんべん」ニュース

 ベンチャーリンク社が読者サービスの一貫として無料公開している週刊オンラインマガジン。商業出版社がバックにあるだけに、毎号SOHO向けの充実した情報が掲載されている。バックナンバーにもワンクリックでアクセスできるなど、ていねいな作りになっている。誌面構成やレイアウトを含め、ネット上でジャーナリズム活動をしたいと考えている人には必ず参考になるはずだ。

・Ebook
 http://www.ebook.co.jp/
・べんべん
 http://ven.liba.co.jp/

竹下 光彦(たけした・みつひこ)氏プロフィール

1944年東京生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、研究社出版(株)に入社、同社視聴覚教材編集長を経て、1975年にエデュカ(株)代表取締役に就任、現在に至る。専門分野:教育工学、コミュニケーション論。E-mail: mitch@educainc.com

この記事は、「Focussed Series」からもアクセスできます。多彩な筆者の寄稿を収録中です。

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