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【COMDEX/Japan'98】参考出品、発売直前の製品など要チェック製品を紹介

1998年04月08日 00時00分更新

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 開幕して3日目を迎えた“COMDEX/Japan'98”。入場者数は、初日が約1万1000人だったのに対し、2日目が約1万6700人と増加。3日目の今日は、天気に恵まれたことで2日目を上回る来場者でにぎわっている。最終日の明日を前に、参考出品や発売直前の製品、あるいは一般ではなかなか見られない製品など、要チェックの製品を紹介する。

・富士写真フイルムが『HiFD』を展示

 富士写真フイルム(株)は、ソニー(株)と共同開発した『HiFD(ハイ・エフ・ディ)』を展示。3.5インチFDと同じサイズで、200MBという大容量を実現したフロッピーディスクシステム。同社ブースでは、同製品をソニーのタワー型『VAIO』に搭載してデモを実施。データ転送速度は、3.6MB/秒。価格、発売時期などは未定。



・サイクェスト テクノロジーが6月発売予定の『SparQ1.0』を展示

 『SparQ1.0』は、記憶容量が1.0GBの専用カートリッジを装着できるディスクドライブ。平均シークタイムは12ミリ秒以下、データ転送速度は最大16.6MB/秒。インターフェースはパラレルとEIDE。6月に出荷開始で、価格は本体が3万9800円、カートリッジが6000円。



・NECが、40倍速のCD-ROMドライブを参考出品

 日本電気(株)は、40倍速のCD-ROMドライブを参考出品。展示だけで、デモなどは行なわれていない。OEM供給のみで、出荷開始は秋ごろになるとのこと。



・NECが、プラズマディスプレー『PLASMA X』を展示

 日本電気(株)は、42インチのプラズマディスプレー『PLASMA X』を展示。ポールユニットにより、縦置きにしてテレビゲームのパチンコができるようになっている。すでに発売されており、価格は145万円。



・リコーが、マルチメデイアボード『リコーMB1』を展示

 (株)リコーは、パソコンに接続して使用するマルチメデイアボード『リコーMB1』を展示している。超音波表面弾性波方式により、40インチのプラズマディスプレーにタッチパネル機能を搭載。表示画素数は640X480ドット。20日に発売予定。価格は、パソコンとプリンター付きで200万円。ディスプレーだけなら170~180万円。



・シャープが『ビジネスザウルス』を展示

 シャープ(株)は、法人向けにしか販売しない『ビジネスザウルス』を展示している。



(報道局 佐藤和彦)

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