日本ニューブリッジ・ネットワークス(株)は、米国本社の子会社にあたる米Advanced
Computer Communications社(ACC)のリモートアクセスコンセントレーター『Tigris』シリーズに関する機能拡張プランを発表した。
米ACC社アジアパシフィック地域販売担当副社長のFrank Soos氏 |
同シリーズは、オプションのカードと組み合わせて使用することで、各種プロトコルに対応したルーティング、スイッチングを可能にするコンセントレーターで、3スロットモデル、7スロットモデルがすでに発売されている。
ACCは6月下旬に11スロットモデルをリリース、日本では日本ニューブリッジが国内総代理店として販売にあたる。価格は180万円。2Gbpsのパケットバスを二重で装備、カードとの組み合わせで、最大1344回線のISDN/アナログモデムを接続できるという。
ACCでは同時期に、ネットワークの冗長構成を可能にするハイパフォーマンス・コントロールカード、192ポート搭載のDSP(Digital
Signal Processor)カード、最大672回線のISDNまたはアナログモデムに接続できるChannelized
DS3インターフェースも発売し、価格はそれぞれ400万円、1340万円、400万円の予定。
また、Tigrisシリーズを管理するソフトとして、『Virtual Port Service
Manager(VPSM)』を6月に発売する。UNIX対応サーバーソフトとJavaベースの管理ツールからなり、価格は100万円から。Tigrisシリーズへのトラフィックの集中管理、あるいは制御するもので、ダイヤルアップ接続に対する認証なども行なえる。VPN(Virtual
Private Network)サービスなどの付加価値サービスの構築作業が簡略化できるという。(報道局 浅野広明)
・日本ニューブリッジ・ネットワークス
http://www.yic.or.jp/~NewBridge/
・米Newbridge Networks社
http://www.newbridge.com/
・米Advanced Computer Communications社
http://www.acc.com/