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【COMDEX/Japan '98】COMDEX/Japan '98開幕、見どころはWindowsCEマシン

1998年04月06日 00時00分更新

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 ソフトバンクフォーラム(株)が主催する“COMDEX/Japan '98”が、幕張メッセで開幕した。日本で開かれるコムデックスは、昨年に続いて2回目。

 10時に開催されたオープニングセレモニーでは、孫正義ソフトバンク(株)社長が、「日本の景気は非常によくないのですが、コンピューター業界だけは、まだまだ元気のある会社が多い。今回のコムデックスにも、そうした会社が多数参加している」と挨拶。

 



 同イベントは、9日まで開催される。主催者側の発表によると、出展社数は前回を3割ほど上回る411社(うち海外が179社)で、事前登録をした入場者は8万2000人(前回の総入場者数は約8万人)という。

 出展社数は前回を上回っているものの、大手メーカー各社が出展を見合わせ、また、出展した各社ともに新製品が乏しいことから、イベント自体の盛り上がりにやや欠ける感があるのは否めない。また、初日が月曜日で、しかも雨ということもあり、来場者の出足も鈍いようだ。

 今回は、新製品に乏しく、見どころはWindowsCEマシン、モバイルPentiumII搭載のノートパソコンなどに限られている。

 WindowsCEマシンでは、日本電気(株)の『モバイルギアII』と(株)日立製作所の『ペルソナ』が注目を集めていた。

 



 また、参考出品として、コンパックコンピュータ(株)が『コンパックCシリーズ』、日本フィリップス(株)が『VELO500』を展示。

 



 ノートパソコンでは、リコー(株)が、A5サイズの『CHANDRA(チャンドラ)II』(6月出荷開始)を展示。また、日本電気(株)がモバイルPentiumII搭載のノートPC試作機を展示(発売などは未定)し、従来機種との動作速度の比較を行なっている。

 



(報道局 佐藤和彦)

http://www.sbforums.co.jp/comdex.htm

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