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HPの64bitRISCプロセッサー、PA-8200-240MHz搭載のUNIXサーバーを5社が発表

1998年03月19日 00時00分更新

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 米ヒューレット・パッカード(HP)のCPU、64bitRISC PA-8200-240MHz、キャッシュメモリー4MBを搭載したUNIXサーバーを、日本ヒューレット・パッカード(株)、(株)日立製作所、沖電気工業(株)、日本電気(株)、三菱電機(株)の5社が発表した。前3社は4月1日に発売、三菱電機は5月7日に発売する(日本電気は発売済み)。

●日本ヒューレット・パッカード



 日本HPは、最上位クラス“HP 9000 Vクラス・エンタプライズ・サーバ”の『モデルV2250』と、中位クラス“HP 9000 Kクラス・エンタプライズ・サーバ”の『モデルK380』と『K580』を4月1日に発売する。『モデルV2250』はCPUを最大16個搭載可能。OSは同社の64bitUNIX『HP-UX 11.0』をサポート。価格は3770万7000円。最大60TB(テラバイト)のディスク容量をサポート。

 『モデルK380』と『K580』はCPUを最大6個搭載可能、OSはHP-UX10.20とHP-UX11をサポート。価格は前者が1535万1000円、後者が1833万円。

●日立製作所



 日立製作所は『HITACHI 9000Vシリーズ サーバ』のミッドレンジモデルとして『VR580』と『VR380』を4月1日に発売する。出荷は7月中旬を予定。CPUはそれぞれ6基まで搭載可能、OSはHP-UX10.20とHP-UX11.0をサポート。価格は前者が1862万円から、後者は1601万円から。

●沖電気工業



 沖電気工業は『OKITAC(オキタック)9000シリーズ』の最上位クラス“Vシリーズ”として『モデルV2250』と、ミッドレンジクラス“Kシリーズ”として『モデルK380』と『モデルK580』を4月1日に発売する。『モデルV2250』はHP-UX11.0をサポート、価格は3770万7000円。『モデルK380』と『モデルK580』はHP-UX10.20とHP-UX11.0をサポート、価格は前者が1535万1000円、後者が1833万円。

●日本電気

 日本電気は、『NX7000シリーズ』3機種を3月18日に発売済み、4月末に出荷を開始する。『NX7000/V2250』は、3880万円より。HP-UX11.0に対応。『NX7000/K580』と『NX7000/K380』は、HP-UX10.0に対応、前者が1820万円から、後者が1520万円から。

●三菱電機



 三菱電機は『MELCOM ME Sシリーズ”に3機種を追加、5月7日より順次発売する。『ME SV2250』は9月1日発売で、価格は4044万7000円より。OSはHP-UX11.0以降対応。『ME SK580』は5月1日の発売で、価格は1912万6000円より。『ME SK380』は5月1日発売で、価格は1614万7000円より。2機種ともHP-UX10.20以降対応。(報道局 酒寄公子)

・日本ヒューレット・パッカード
 http://www.jpn.hp.com/Corp/pressreleases/FY1998/EAO17V2250.html

・日立製作所
 http://www.hitachi.co.jp/index-j.html

・沖電気工業
 http://www.oki.co.jp/OKI/Home/JIS/New/OKI-News/1998/03/z9789.html

・日本電気
 http://www.NEC.co.jp/japanese/today/newsrel/9803/1802.html

・三菱電機
 http://www.melco.co.jp/news/1998/0318-a.htm

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