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ヤマハがパソコンでデジタルミキシングとデジタル録音ができる新システムを発表

1998年03月04日 00時00分更新

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 ヤマハ(株)は、パソコンでデジタルミキシングとデジタル録音ができる新システム“DSP(Digital Signal Processing) FACTORY(ディー・エス・ピー・ファクトリー)”シリーズを開発、記者発表を行なった。「パソコンを介し、マウスひとつで音楽編集ができる、そういうシステムを提供したいと考え作った新しいカテゴリーの商品」だという。



 その第1弾としてデジタルミキシングカード『DS2416』と、オーディオ入出力拡張ユニット『AX44』を6月に発売する。価格は前者が9万9800円、後者が2万9800円。

 『DS2416』はLSIを5基搭載、PCIバスに接続し、24チャンネル入力と、16チャンネル出力のデジタルミキシングと録音ができるもの。『AX44』は、『DS2416』のアナログ入出力を拡張するためのユニットで、5.25インチドライブベイに実装する。『DS2416』1台に対し、2台の『AX44』を接続することが可能という。

 現在、『DS2416』対応のハードディスクレコーディングソフトウェアの日本語版を開発中で、その完成を待って発売するという。対応予定のソフトウェアはLogic Audio(Emagic社)、Cubase Audio VST(Steinberg社)、SAW Plus(IQS社)、Cakewalk ProAudio(Cakewalk社)、Sound Forge(Sonic Foundry社)、Samplitude(SEK'D社)、Quartz STUDIO(CANAM COMPUTERS社)、Musicator(Musicator社)、C-Console(Cmexx社)など。『DS2416』にはWindows95用ドライバーと、上記ソフトウェアのデモ版CD-ROMを添付する予定。Macintosh版も現在開発中で、秋ぐらいをめどに発売したいとのこと。(報道局 酒寄公子)

http://www.yamaha.co.jp/

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