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PS用ソフト『いつか、重なりあう未来(あした)へ』の制作発表会を開催

1998年03月02日 00時00分更新

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 28日、(株)文化放送、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)、(株)セントラルミュージックの3社が共同出資して制作するプレイステーション用ソフト『ヴェクタライダーズシリーズ いつか、重なりあう未来(あした)へ』の制作発表会が開催された。文化放送が中心となってゲームソフトの制作を行なうのは初めてのことであり、また、SMEにとっても、今回のような大プロジェクトを他社と組んで行なうのは、初めてのことになるという。

 



 同ソフトは、'98年冬に発売を予定しており、製作総指揮は文化放送のディレクターおたっきい佐々木(佐々木伸)が担当する。佐々木氏は、文化放送のアニメ・ゲーム系番組のディレクターで、'97年秋からは、文化放送の『超機動放送アニゲマスター』にパーソナリティーとして出演、一部のアニメファンから絶大な人気を集めているという。

 



 声の出演には、『新世紀エヴァンゲリオン』で伊吹マヤ役を演じた長沢美樹も参加。長沢の演じる役は、SMEグループの(株)ソニー・マガジンズが10日に創刊するアニメ雑誌『AX』(エーエックス)の中で明らかにされる。文化放送の番組で同ソフトの制作状況を伝えるなど、メディアミックスによる広告・宣伝の展開を目指している。

 同ソフトの舞台は、西暦2048年の太平洋上の島にある連邦戦術士官学校。ここで、新世代機動兵器ボトムトップのパイロットになるべく、10人の少年少女が厳しい訓練を受けている、という設定。

 記者会見後に行なわれたトークライブで、長沢美樹は、「設定資料を見ると、かなり期待させる内容」とコメント。一方の佐々木氏は、「『トップをねらえ』で『ときめきメモリアル』をやりたかった。女の子でもできる『ときメモ』を狙ってるんですよ」と企画意図を明らかにした。(報道局 佐藤和彦)

http://www.joqr.co.jp/htmls/JOQR.html
http://www.sme.co.jp/

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