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'98日本カメラショー開幕、主役はやっぱり“デジタル”

1998年02月27日 00時00分更新

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 今回の“'98日本カメラショー”には、カメラメーカーなど19社が出展。各社とも会場内にブースを作り、来場者は実機を手にできるようになっている。

 目玉は“APSカメラ”と“デジタルカメラ”。デジタルカメラを発売しているメーカーでは、盛んに“デジタルイメージング”が叫ばれ、デジタルカメラとカラープリンターを利用したデモンストレーションが行なわれている。

 



 (株)リコーのブースでは、参考出品として132万画素の原色CCDを搭載したデジタルカメラを出展している。180度回転型の光学式3倍レンズユニットを搭載。最大解像度は1280×960ドット、記録媒体にはスマートメディアを採用している。また、音声メモなどができる音声記録モードも搭載する。

 キヤノン(株)のブースでは、2月2日に発表されたばかりの、200万画素CCDを搭載した高級一眼レフデジタルカメラ『EOS D2000』が展示されている。そのほか、富士写真フイルム(株)の『FinePix700』、日本コダック(株)の『DC200/DC210ズーム』、コニカ(株)の『Q-M100』など、メガピクセル級の製品にはひと際注目が集まっていたようだ。

 日本ビクター(株)のブースでは本日発表したばかりの『GC-S1』とポータブルビデオプリンター『GV-HT1』も展示され、ビデオプリンターに注目が集まっていた。

 



 '98日本カメラショーは、サンシャインシティコンベンションセンター(3月1日まで)のほか、大阪(3月13日から)、名古屋(4月3日から)など、全国5ヵ所で開催される。

 同時に、“'98写真・映像用品ショー”が開催されており、ストロボや三脚などのカメラ用品が展示されている。(報道局 井上哲郎)

問い合わせ:TEL.03-5276-3891(日本写真機工業会)

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