このページの本文へ

日本IBM、『ThinkPad』シリーズのラインアップを一新

1998年02月25日 00時00分更新

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷


 日本アイ・ビー・エム(株)は、個人向けノートパソコン『ThinkPad』シリーズのニューモデルとして、MMX Pentium-166MHzを搭載した『ThinkPad 315ED(2600-DZJ)』(IBM PC Direct価格29万9000円)と、MMX Pentium-200MHzを搭載した『ThinkPad 535X(2606-70J)』(同29万9000円)を発表した。価格はオープンプライス。3月上旬から順次出荷を開始する。

オールインワンの『ThinkPad 315ED』



 ThinkPad 315EDはMMX Pentium-166MHz、32MB(最大64MB)のメモリー、2.1GBの着脱式HDD、最大20倍速CD-ROMドライブなどを搭載し、K56flex対応FAXモデムカードが付属する。チップセットは『430TX PCIset』。800×600ドット表示(6万5536色)の12.1インチTFTディスプレーを搭載。グラフィックチップは米Chips and Technologies社の『65550(VRAM 2MB)』。

 PCカードスロットはCardBus/ZVポートに対応、『ロータス スーパーオフィス97』のほかに『Excel97 & Word97』などが付属する。本体サイズは幅298×奥行き227×厚さ50mm、重さは3.2kg。ニッケル水素電池を採用し、約2.8時間使用できる。

MMX Pentium-200MHz搭載の『ThinkPad 535X』



 A4ファイルサイズ(幅247×奥行き186×厚さ41mm)、重さ1.7kgのThinkPad 535Xは、MMX Pentium-200MHz、32MB(最大96MB)のメモリーなどを搭載し、HDDは従来の2倍、3.2GBを搭載する。チップセットは『430TX PCIset』。速度アップした内蔵FAXモデムはK56flexに対応、USBポートやCardBus/ZVポート対応のPCカードスロットなどを装備する。

 ディスプレーは10.4インチTFTパネルを採用、解像度は800×600ドット(1677万色)、グラフィックチップは米NeoMagic社の『MagicGraph 128XD(NM2160)』を搭載する。

 『ロータス スーパーオフィス97 with パーソナルノーツ』などのCD-ROMが付属。リチウムイオン電池を採用し、約3.3時間使用できる。(報道局 井上哲郎)

http://www.ibm.co.jp/

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン