エプソン販売(株)は、高画質を特徴とする同社のインクジェットプリンター『PMシリーズ』に、低価格モデル『PM-600C』を追加した。2月28日発売で、価格は4万3800円。
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PM-600Cは、現行の『PM-750C』の下位モデルにあたるカラーインクジェットプリンターで、PM-750Cと同じくピエゾ素子を使用するオンデマンド型インクジェット方式を採用。シアン（C）/マゼンタ（M）/イエロー（Y）/ライトシアン（LC）/ライトマゼンタ（LM）の5色一体のカラーカートリッジと黒（Bk）カートリッジを同時に装着して印刷を行なう。解像度は720×720dpiで、対応用紙サイズはA4。ヘッドは黒/カラー各色ともに32ドットと、従来機『PM-700C』と同一の構成でインクカートリッジなどの消耗品も共通。インターフェースはパラレルおよびMacintoshシリアルを各1ポート装備する。
エプソン販売では、印刷品質は「PM-700Cと同等」としており、プリンタドライバーのDMA転送への対応（Windows95版）や、約1.8Mbpsの高速シリアル転送（Macintoshへの接続）に対応するなどの改良により、印刷速度はPM-700Cよりも高速となり、「PM-750とほぼ同じ」としている。プリンタードライバはWindows95/NT4.0、Macintsoh用が付属し、従来からのWindows3.1/NT3.5.1用が省略された。付属ソフトウェアとしては、『カード工房！2』、『私暦』、『ニィス日本語True
Typeフォント』などが付属するが、LivePixは省略されており、本体筐体の省コスト化と併せて低価格化を実現している。
同時に、同社では4色インクを使用する低価格インクジェットプリンター『MJ-830C』および『MJ-830CS2（ディズニーモデル）』の価格を改定した。新価格は、MJ-830Cが3万1800円（従来価格3万9800円）、MJ-830CS2が3万6000円（同4万4000円）。（アスキー編集部 行正和義）
http://www.i-love-epson.co.jp/products/tp/printer/cl_inkjt/colorio/pm600.htm
