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キヤノン、パラレルポートタイプの低価格フラットベッドスキャナーを発表

1998年02月23日 00時00分更新

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 キヤノン(株)は、パラレルポート接続タイプのフラットベッドスキャナー2モデルを発表した。価格は解像度300dpiの『CanoScan FB310』が2万9800円、600dpiの『CanoScan FB610』が4万4800円。3月上旬から順次出荷を開始する。対応機種はWindows95/NT4.0を搭載したPC/AT互換機およびPC98-NXシリーズ。



 300dpiタイプのCanoScan FB310は、パラレルインターフェース(IEEE 1284)を採用し、PCとスキャナー間はStandard modeや、Nibble mode、Byte mode、EPP mode、ECP modeで通信できる。3ラインカラーCCDと、光源に冷陰極蛍光ランプを採用、読み取り階調はRGB各色10bit(8bit出力)。最大A4サイズの原稿に対応し、100dpi時、A4カラーの原稿を約16秒(Speed Mode)で取り込める。

 TWAINドライバーが付属するほか、カノープス(株)のフォトレタッチソフト『iPHOTO Express』などが付属する。本体サイズは幅260×奥行き399×高さ73mm、重さは2.7kgと、小型軽量化も図られている。

 同製品は、同社のフラットベッドスキャナーとしては初めてのパラレルポート対応モデル。両モデル合わせて月産2万台を予定し、パラレルタイプのフラットベッドスキャナーにおいて、50パーセントのシェアを目指すとしている。(報道局 井上哲郎)

http://www.canon.co.jp/

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