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アクト・ツーが『StuffIt Deluxe 4.5J』を発表

1998年02月19日 00時00分更新

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 (株)アクト・ツーは、MacOS 8対応のファイル圧縮解凍ツール『StuffIt Deluxe 4.5J』を2月27日に発売する。StuffItは、Macの圧縮解凍関連ツールの中では世界で95パーセントの市場シェアを占めるという。操作性は前のバージョンと同じ。新しい機能としては、Mac OS8のコンテキストメニュー(controlキーを押したままファイルをクリックすると、表示されるポップアップメニュー)に対応。アルゴリズムを強化し、理論的な速度はバージョン4.0の6倍、体感的には2、3倍速くなったという。また日本のユーザーから希望が多かったLHAの圧縮形式に対応。さらに暗号化ZIPにも対応。インターネット上のメールのやりとりでエンコーディングを行なうMIME/BASE64にも対応しており、クラリスメールをサポートする。価格は1万4800円。Windows版も出荷予定(発売日は未定)。

 3月中旬ごろにはハードディスク内の不要なファイルを削除する『Spring Cleaning 2.0J』を発売する。バージョン1.0からユーザーインターフェースを一新し、例えば、検索されたファイルの作成日、修正日、日付、サイズなどより多くの情報が表示され、使い勝手が向上したという。アプリケーションの削除を行なう“MacUninstaller”など11のツールで構成される。このうち新しく追加されたのは、重複ファイルを検索し削除できる“Duplicates Remover”、似ている文書を探す“Document Finder”。価格は9800円。



 開催中の“MACWORLD Expo/Tokyo 1998”で行なわれた記者発表会で、開発元の米Aladdin Systems社の国際事業部部長のPia Chon氏は、'98年度の戦略について、
 「Macでは強固なポジションを築き、Windows製品にも力を入れていく。900万ドル(約11億3400万円)の売上を目指し、そのうちの50パーセントがWindows版製品で占めるようにしたい。世界20ヵ国の販売パートナーとは基盤をさらに確立していく」と語った。(報道局 若名麻里)

http://www.act2.co.jp/

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