（社）全日本アミューズメント施設営業者協会連合会が主催する、ゲームセンターなどに置かれるアミューズメント機器の展示会“AOU
1998 アミューズメントエキスポ”が、幕張メッセの第1～3ホールを使い開催されている。新しいゲーム機はもちろん、シールプリント機や、プライズゲームも根強い人気で、続々といろんなキャラクターの新製品が登場していた。
（株）亜土電子工業
落書きした写真をシールにプリントする『らくがきRAKUEN』の、10分の1の割合で出るメタルシールなどを展示。（株）アスキーが開発した、インターネット端末の機能を持つシールプリント機で、個人情報を登録して、気に入った人にアクセスできる『コレいいネット（仮称）』も展示された。利用した来場者も、フリーハンドでメッセージを書き込む部分に、自分の携帯電話の番号を書いたり、好みのタイプを書き込んだり、それぞれの活用法を楽しんでいた。まだ参考出展ではあるが、順調なら6月に発売する予定だという。
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（株）アトラス
（株）セガ・エンタープライゼスと共同でプリクラを浸透させた同社のブースでは、プリント倶楽部の最新機種『Superプリクラ21』が登場。デジタルプリンターを内蔵し、フレームなどのソフトはすべてCD-ROMで変更が可能。コンパクトフラッシュメモリーのカードデータからもシールを作ることができる。プリントサイズも、従来横長のサイズだけだったものが、縦長にもプリントできるようになっている。発売は2月25日。
（株）エス・エヌ・ケイ
格闘シリーズの最新作『リアルバウト餓狼伝説2 THE NEW
COMERS』は、開発進行度85パーセントのものが展示され、大画面でデモされていた。また、自分の声を、キャラクターのキーホルダーに録音できる『ボイスでホルダー』、内蔵したレーザー発振器で、革製品やプラスチック製品などのアイテムに、自分の写真やイラストをレーザー加工できる『ネオレーザー』などが女性や子供に人気があった。
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コナミ（株）
参考展示の体感スキーゲーム『スキーヤーズハイ』は、実際のスキーの感覚を実現するために、A.C.S.S.（アクティブ・スライド・システム）により、スキー板が左右へスライドしエッジングが可能。プレー順番待ちの列が続いていた。レーシングゲームでは2月25日に発売する『RACING
JAM/TWIN』が展示され、『ときメモ』関連のプライズ新製品も、ポスター、ベンダブル人形、傘、フィギュアクリアバージョン、音楽CDなどが発表されていた。
（株）セガ・エンタープライゼス
『セガラリー2』のデラックス筐体が並んだブースは壮観。毎秒100万ポリゴンのCG基板『MODEL3
Step2』を搭載。車種も2種類から6種類に増えている。会場では、新設計の体感可能筐体で文字どおりゲームを“体感”できた。2月中にはゲームセンターにお目見えするという。また、『電脳戦機バーチャロンORATORIO
TANGRAM（オラトリオタングラム）』、『ファイティングバイパーズ2』なども、それぞれ開発中のものが展示されていた。
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（株）タイトー
『電車でGO！』の第2弾、『電車でGO！2高速編』が人気。同製品は、秋田新幹線"こまち"や、北越急行“ほくほく線”、京浜東北線の3路線、5区間をプレーできる。また、“こまち”の盛岡駅→新花巻駅のボーナス区間や、ボーナスステージが用意されている。発売は3月上旬の予定。超ミニスカートの“電車ガールズ”が注目を浴びていた。
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（株）ナムコ
いちばん大きなコーナーで展開していたのは、（株）スクウェアと共同の“アーケードプロジェクト第1弾”として制作中の格闘ゲーム『エアガイツ』のデモ。また、4月上旬に発売予定のガンゲーム『タイムクライシス2』は実際にプレーすることができ、前作ではできなかった2人同時プレーが可能になっていた。ウーハーシステム“GASHIN”を搭載し、重低音を再現している。
（株）バンプレスト
プライズゲームは、やはり『ポケットモンスター』グッズがめじろ押し。キッズ向けの『ガチャダマコレクション』は、レバーをはじいてルーレットの当たりのランプがつくとふわふわ柔らかい『やわらかポケモン』（4月発売予定）や、カバンなどに付けられる『だきつきポケモン』（5月発売予定）が手に入る。また、コンビニキャッチャーやUFOキャッチャーの景品として、『ポケットモンスター
ビッグサイズ ピカチュウ&ヒトカゲ&ゼニガメ』、『ポケットモンスターTシャツ2』、『ポケットモンスター
ソフトキーフォルダー5』が7月に、『ポケットモンスター電動歯ブラシ』、『ポケットモンスター
すず2』が8月に登場する。
（報道局 庄田恵美）
問い合わせ：（社）全日本アミューズメント施設営業者協会連合会 TEL.03-3253-5671
