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マクロメディア、FreeHandの最新バージョンを発売

1998年02月17日 00時00分更新

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 マクロメディア(株)は、同社のグラフィック作成ソフト『FreeHand』の最新バージョンである『Macromedia FreeHand 8J』にHTMLファイル書き出し用プラグイン『Insta.HTML 2』を同梱した『Macromedia FreeHand 8J+Insta.HTML for Macintosh』および『Macromedia FreeHand 8J+Insta.HTML for Windows95/NT』を4月17日に発売する。価格は各5万8000円。また、両製品とWebコンテンツ制作ツール『Macromedia Flash 2J』を同梱したパッケージ製品『Macromedia FreeHand 8J+Insta.HTML Design in Motion』も同時に発売する。価格は6万8000円。



 今回新たに追加された“レンズ機能”を利用することで、操作性やプリンター出力の安定性を犠牲にせず透明度の設定を行なうことが可能になった。また、このレンズ機能によって、特定の領域を指定の倍率に拡大表示することもできるという。

 さまざまなエクストラも用意されている。登録したオブジェクトをスタンプのように配置できる“グラフィックスタンプツール”や、オブジェクトを回転、コピーすることでオブジェクトの回転体を作成できる“ミラーツール”など、機能の拡張が行なわれている。

 Webデザイン制作への対応としては、まずInsta.HTMLの標準同梱が挙げられる。これにより、FreeHandでレイアウトしたドキュメントを、そのままHTMLファイルに書き出すことが可能になった。その際、オブジェクトごとにGIFやJPEG、Shockwave Flashなどの形式を指定することができる。“URLエディタ”を利用してのオブジェクトへのURL設定は、Shockwave Flash形式にも有効で、書き出した際にリンクボタンとして機能する。また、FreeHandでモーフィングを作成し、直接Shockwave Flash形式に書き出すだけで、ベクトルWebアニメーションを制作できるという。

 そのほか、他のアプリケーションとの連携も考慮されている。Adobe Photoshop 4.0JやAdobe Illustrator 7.0Jとの間では、ドラッグ&ドロップによるデータの受け渡しが可能。また、Adobe Illustrator 7.0JやQuarkXPress 3.3Jのショートカットキーセットをそのまま使用できるとしている。

 必要システムは、Macintosh版が漢字Talk7.5以上、メモリー16MB以上(32MB以上推奨)、HDD空き容量30MB以上(60MB以上推奨)。Windows版はWindows95/NT4.0、メモリーがWindows95で16MB以上(24MB以上推奨)、WindowsNT4.0で24MB以上(32MB以上推奨)、HDD空き容量30MB以上(60MB以上推奨)。(報道局 桑本美鈴)

・取扱販売代理店のホームページ
(製品に関する問い合わせ先)
 http://www.ascii.co.jp/ascii/mmd/
 http://www.systemsoft.co.jp/
 http://www.swtoo.com/

・マクロメディアのホームページ
 http://www.macromedia.com/jp/

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