(株)ゲッツブラザーズは4月1日、データベース管理ソフト『MediaAssets
V2.0J』の販売を開始する。同ソフトの開発元は米MediaWay社で、ゲッツブラザーズが日本語化および日本における販売を担当することとなった。本日、港区のゲッツブラザーズ本社で記者発表会を行ない、来日したMediaWay社長のSteve
Dauber氏が製品の概要や特徴を説明した。
MediaAssetsは画像、映像、文書などのマルチメディアデータを整理し、インターネット/イントラネットを通じて各クライアントが有効利用できるようにするソフト。グラフィカルなインターフェースが特徴で、操作はドラッグ&ドロップで行なう。収納する画像や映像は、“サムネール版”、“プレビュー版”の2段階のデータサイズに自動圧縮されるため、検索時に全体のグラフィックがひとめでわかるだけでなく、処理速度も高速だという。
クライアントはWebブラウザーを通して、データの閲覧、ダウンロード、加工などを行なう。キーワード検索のほか、PDFドキュメントの全文検索にも対応している。セキュリティーに関しては、閲覧できるクライアントを制限したり、どのデータが利用されたかをカウントする機能を備えた。
Steve氏は、「多大な投資をして制作した汎用性の高い画像や映像を、個人のハードディスクに眠らせておくのは時間的にも経済的にも損失だ。このソフトでデータを有効利用することによって、製品の市場への投入がより迅速に、よりグローバルになるだろう」と、特に企業のマーケティング資産への適用を求めた。
価格はサーバー用が無料、クライアント用が53万円で、注文は5クライアントから受け付ける。稼働環境は、サーバーがWindowsNT、クライアントがWindows95/NT、Macintoshのほか、WebベースのOSとなっている。(報道局 浅野広明)
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