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ソニー、『PCG-505』シリーズなど『VAIO』シリーズのラインアップを一新

1998年02月12日 00時00分更新

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 ソニー(株)は、『VAIO』シリーズのラインアップを一新、MMX Pentium-233/166MHz搭載のノート型『PCG-505EX/505X』、PentiumII-300MHz搭載のミニタワー型『PCV-720MR』などを発表した。価格はすべてオープンプライス、2月下旬から順次発売する。

MMX Pentium-233/166MHzを搭載した『PCG-505』シリーズ



 B5ファイルサイズ(幅259×奥行き209×厚さ23.9mm)、マグネシウム合金による軽量化が図られた重さ1.35kgのノートパソコンPCG-505シリーズは、CPUやHDD容量がグレードアップして新登場。MMX Pentium-233MHz搭載モデルと、MMX Pentium-166MHz搭載モデルの2モデルが用意されている。

 32MB(最大64MB)のEDOメモリーを搭載するほか、HDDの容量もアップして2.1GBとなった。チップセットは『430TX PCIset』。800×600ドット(6万5536色)表示できる(ディザリングにより640×480ドットで約1670万色)10.4インチTFT液晶ディスプレーを搭載し、グラフィックチップは米NeoMagic社の『MagicGraph 128ZV+(VRAM 1.1MB)』。33.6KbpsのFAXモデムを内蔵する。

 USBポートや、CardBus/ZVポート対応のPCカードスロットを装備するほか、電子メールなどを自動的に取り込める“タイマー起動機能”、タッチパッドによる“手書きメモ”機能、最大60秒間の録音ができる“ボイスメモ機能”などを装備。ボタンひとつで指定した操作を自動的に実行する“プログラマブル・パワーキー”などを搭載している。

 Internet Explorer4.01やNetscape Communicator4.0などのWebブラウザーのほか、同社のオリジナルソフトとして、地図CD-ROMビューワーソフトや、静止画管理ソフト『PictureGear(Lite) Ver1.1』、音楽CD/ビデオCDのプレーヤーおよびライブラリーソフト『Digital Media Park』などのソフトが付属する。

 リチウムイオン電池を採用し505EXで約1.5~3時間、505Xで約2~3.5時間使用できる。オプションで、大容量バッテリーパックやステレオスピーカーなどが用意されている。

PentiumII-300MHzを搭載した『PCV-T720MR』



 PentiumII-300MHzを搭載したタワー型モデル『PCV-T720MR』は、チップセットに『440LX AGPset』を採用し、64MB(最大192MB)のSDRAM、6.4GBのUltraATA対応HDD、書き込み2倍速(読み出し8倍速)のCD-Rドライブ、K56flex対応FAXモデムなどを搭載。グラフィックチップはAGP対応の米ATI Technologies社の『3D RAGE PRO AGP(VRAM 4MB)』を搭載する。

 USBのハブを装備する17インチのトリニトロン管ディスプレーが付属するほか、TVチューナーやビデオキャプチャー機能を搭載したMPEG-1リアルタイムエンコーダーボードを搭載。USB×2ポート、静止画キャプチャーができるDV端子(IEEE1394)、IrDA Ver.1.1準拠の赤外線インターフェースなどを装備する。

 Internet Explorer4.01やNetscape Communicator4.0などのWebブラウザーのほか、MPEG-1対応のビデオ編集ソフト『Slipclip Ver1.1』や、静止画管理ソフト『PictureGear(Lite) Ver1.1』、『DV静止画キャプチャー』などのソフトが付属する。(報道局 井上哲郎)

http://www.sony.co.jp/index-j.html

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