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ロータスが'98年度の戦略を発表、マイクロソフトについてコメントも

1998年02月12日 00時00分更新

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 ロータス(株)は毎年恒例となっている社長懇親会を開催した。'98年度のロータスの戦略や、同社製品のリリース時期を発表したほか、記者からの質問に解答した。



 懇親会はオリンピック会場や選手村などに設置されている選手情報データベースに、同社製品『ロータスノーツ』と『ロータスノーツドミノ』が組み込まれている、という菊池三郎社長の発言から始められた。まず'97年を振り返って、パソコン出荷台数が予想より伸びなかったことに触れ、「パソコン本体の売上はソフト(の売上)に関係ないと考えていたが、11、12月のパソコン販売台数が少なかったのはこたえた」と述べた。年内300万本を見込んでいたノーツの出荷本数は、実質270万本とあと一歩およばなかったが、「一昨年に比べ2.7倍の伸び」と、ネットワーク製品の販売が好調で、'97年の同社の売上235億円のうち60パーセントを占めていることを明らかにした。

 同社は'98年の戦略として、ノーツ、ドミノを同社の中核に据え、ネットワーク対応アプリケーションを開発してゆく考え。同時にSME(Small and Medium Enterprise)市場でのデファクトスタンダードを獲得するため、さまざまなネットワーク対応アプリケーションを用意する。それらの一環として教育・トレーニングソフト『LearningSpace』、コードネーム“Twister”と呼ばれるJava対応メールソフトなどを今年前半に発売する見込み。今年後半にはコードネーム“Maui”と呼ばれるインターネット統合クライアントアプリケーションが発表される予定だ。ノーツやノーツドミノは今年前半にR4.61、後半にR4.62へとバージョンアップし、年末にはノーツドミノ5.0がリリースされる予定。

 デスクトップ製品については、Windows98発売より先に『1-2-3/98』を市場に投入する。『ScreenCam』のWeb対応製品である『StreamCam』と、Javaアプリケーション開発ソフト『eSuite Dev Pack』も今年前半に登場する予定だ。なお、Windows98がベータ版の仕様から大幅な変更があった場合には、1-2-3/98のアップバージョン『1-2-3/98 Plus』がリリースされるとのこと。『SuperOffice98』の登場は、'98年後半になりそうだ。

 懇親会の最後には、菊池社長が列席した記者からの質問を受け付けた。その際、マイクロソフト(株)の抱き合わせ販売に関する質問に対しては、「リーガルな問題なのでコメントできない」と一度答えた。しかし数秒おいて、「マイクロソフト社はバンドルを始めたのは他社だったと言っているが、はじめにバンドルを行なったのはマイクロソフト社の『ワークス』だということだけは言っておきたい」と硬い表情で述べた。(報道局 市川美穂)

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