コンパックコンピュータ(株)はワークグループサーバー『ProLiant
1600シリーズ』2モデル、エントリーサーバー『ProSignia 200シリーズ』4モデル、ワークステーション『Professional
Workstation 5100/6000シリーズ』4モデルをそれぞれ追加した。
『ProLiant 1600 II/300』は、PentiumII-300MHz(最大2)、64MBメモリー、Wide-Ultra
SCSI-3コントローラー×2を搭載。価格は『ProLiant 1600 II/300 モデル1-64』は85万円、ラックマウントモデルの『ProLiant
1600R II/300 モデル1-64』は90万円。2月下旬より出荷を開始する。
『ProSignia 200シリーズ』はPentiumII-266MHzの『ProSignia 200 モデル II266』および『同
II266-4300』、PentiumII-300MHzの『ProSignia 200 モデル II300』および『同
II300-4300』の4モデルが追加された。それぞれのモデルに32MB ECCメモリー、Wide-Ultra
SCSI-3コントローラーPCIスロットが標準搭載されている。型番に4300が付くモデルはHDDが4.3GB、付かないものはHDDなし。また3年間の無償のオンサイト修理などのサービスをパッケージした“ProSignia
200 サポートPAQ”も提供される。
価格は『ProSignia 200 モデル II266』が38万円、『同 II266-4300』が56万円、『ProSignia
200 モデル II300』が43万円、『同 II300-4300』が61万円。それぞれ2月下旬より出荷する。これに伴い現行モデル価格を最大22パーセント引き下げる。
『Professional Workstation 5100/6000シリーズ』に追加された4モデルはいずれも最大2CPUまで拡張可能なPentiumII-333MHzを搭載している。
『Professional Workstation 5100 6333/2Dモデル』は、標準でメモリーが64MB(最大512MB)、HDDが4.3GB(最大22.5GB)で、カナダのMatrox社製2Dグラフィックスコントローラーの『Matrox
MillenniumII』を搭載し、価格は89万8000円。『同/3DXモデル』は、メモリー、HDDは同上で、独ELSA社製3Dグラフィックスコントローラーの『ELSA
GLoria-XL』を搭載、価格は125万円。
『Professional Workstation 6000 6333/P2Dモデル』は、メモリーが64MB(最大512MB)、HDDが4.3GB(最大54.6GB)で、OpenGL対応のELSA社製グラフィックスコントローラー『ELSA
GLoria Synergy』を搭載し、109万8000円。『同 /3D+モデル』は標準でメモリーが128MB(最大512MB)、HDDが4.3GB(54.6GB)で、グラフィックスコントローラーにCG作成向けの米ダイアモンド・マルチメディア社製『Diamond
Fire GL4000』を搭載し、価格は160万円。
4モデルとも3月上旬に出荷を開始する。これに伴い現行モデルの価格を最大26パーセント、メモリーなどのオプションを最大で62パーセント引き下げた。
またサーバー、ワークステーション製品用に、24倍速IDE CD-ROMドライブ、7基のCD-ROMドライブを内蔵したCDストレージシステム、Wide-Ultra
SCSI-3(40MB/秒)をサポートするサーバー用外付けディスクストレージ装置、9.1GB
Wide-Ultra SCSI-3対応の1インチハードディスクドライブ(7200rpm)を同時に発売した。オプション製品群の強化で、システムの性能を最大に引き出すことが可能という。(報道局 若名麻里)
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