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SBS4.0関連製品を、各社相次いで発表

1998年02月12日 00時00分更新

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 マイクロソフト(株)の『Microsoft BackOffice Small Business Server Version 4.0』日本語版(以下:SBS4.0)のリリースに伴い、各メーカーが対応製品・対応サービスを相次いで発表した。

ハードウェア関連

 富士通(株)が、PCサーバー『GRANPOWER 5000 シリーズ』のモデル270S(PentiumII-266MHz搭載)、モデル170S(PentiumII-233MHz搭載)に、SBS4.0をプリインストールし、FAXモデムカードを標準実装したタイプを追加、販売を開始した。出荷時期は3月10日。価格は、270Sが99万円、170Sが78万円。

 (株)日立製作所も、PCサーバー『FLORA 700シリーズ』と『FLORA-Sシリーズ』にSBS4.0をプリインストールしたモデルを3月13日に発売するとともに、昨年12月に設立した“バックオフィスサポートセンター”で、SBS4.0に関して技術支援を実施する。

 また、日本ヒューレット・パッカード(株)が、PCサーバー『HP NetServer E45』のPentiumII-266MHz搭載モデル4200をSBS4.0に対応させたほか、日本アイ・ビー・エム(株)も、PCサーバー『Netfinity 3500』にSBS4.0キット・モデルを提供していく計画を公表した。

 キヤノン販売(株)は、Microsoft Exchange Serverを導入するために必要なハードウェア、ソフトウェア、ユースウェアをパッケージにした『Exchange Ready Kit』を2月13日に発売。また、SBS4.0に合わせた『SBS Ready Kit』を3月中旬に発表する予定だ。

サービス関連

 イースト(株)が、顧客情報管理システム『ピボタル・リレーションシップ Version2.01』のOSに、SBS4.0を追加し、3月6日に発売するほか、(株)リコーも、ネットワーク構築に必要なハードウェア、ソフトウェア、サポートを統合しキット化した『RICOH Solution Network Kit』にSBS4.0を採用、3月13日から販売を開始する。

 また、日立ソフトウェアエンジニアリング(株)が、SBS4.0向けのシステム構築・運用支援サービス“PARTNER for BackOffice”を販売開始、(株)内田洋行は、オフコンやPCなどの既存パッケージシステムを、SBS4.0環境に適合させるためのマイグレーション(移行)支援サービスを開始する。ソフトバンク(株)は、SBS4.0拡販のための販売支援として、活用ガイドの配布や、同社オリジナルのSBS4.0導入KITの販売、SBS技術セミナーの開催を行なう。NECパーソナルシステム(株)は、PCとソフトウェアを組み合わせたシステムパッケージ『98SolutionBuild』に、SBS4.0を取り入れることを発表している。

ソフトウェア関連

 トレンドマイクロ(株)は、SBS4.0対応のイントラネット向けウイルス対策製品『OfficeScan for Microsoft Small Business Server』を3月6日に発売する。価格は9万8000円。また、コンピュータ・アソシエイツ(株)が、バックアップソフトとウイルス対策ソフトを統合したSBS4.0対応製品『CA Server Suite for SBS』を4月中旬に発売する予定。

 そのほか、SBS4.0対応製品として、富士電機(株)の業務システム『Billion Pack』、(株)ビービーシステムのOutlook97用ビジネステンプレート集『Exchange Template Solution Ver2.0』、ピーシーエー(株)の財務会計システム『PCA 会計』および販売管理システム『PCA 商魂』、仕入在庫管理システム『PCA 商管』、コベルコシステム(株)の営業支援システム『Sales Information Exchanger ver.1.0』、(株)クレオの基幹業務システム『CBMS Ver.2会計システム』、(株)オービックビジネスコンサルタントの基幹業務システム『TOP LANPACKシリーズ』が発表された。

 また、SBS4.0に対応予定の製品として、(株)大塚商会の業務システム『Smileα Ver5 販売管理/SQL版』とグループウェア『Global Joinus for Exchange』、応研(株)の売上・仕入・在庫管理ソフト『販売大臣 for Windows95/NT LANPACK』、給与計算ソフト『給与大臣 for Windows95/NT LANPACK』、(株)日本エル・シー・エーの知的生産性向上支援ツール『DIPSWARE Ver.3.0J Exchange 対応版』、シャープシステムプロダクト(株)の営業支援システム『The CONTACT Manager V3.5』および『The CONTACT Manager for WWW』、(株)ジェイシーエヌランドのビジネステンプレート『おまかせオフィス』および総合型業務システム『パワーシリーズ』が挙がっている。(報道局 桑本美鈴)

http://www.microsoft.com/japan/

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