富士通(株)は、企業向けデスクトップパソコンのラインアップを強化し、省スペースモデルなど3機種5モデルを発表、2月中旬から順次出荷を開始する。
価格はMMX Pentium-200MHzを搭載した省スペースモデルの『FMV-5200CL』が21万8000円から、PentiumII-300MHzまたはMMX
Pentium-233/200MHzを搭載したデスクトップ型の『FMV-6300D9/5233D9/5200D9K』が21万8000円から、PentiumII-300MHzを搭載したミドルタワー型の『FMV-6333T7』が43万8000円から。
MMX Pentium-200MHzを搭載した省スペースモデルのFMV-5200CLは、32MB(最大256MB)のメモリー、2.1GBのUltraATA対応HDD、最大20倍速のCD-ROMドライブ、Wake
on LAN対応の100BASE-TX/10BASE-Tインターフェースなどを搭載。チップセットは台湾のAcer
Laboratories社『M1531/M1543(Aladdin IV+)』、グラフィックチップは米ATI
Technologies社『3D RAGE PRO PCI(VRAM 2MB)』を搭載する。
本体サイズは幅95×奥行き350×高さ320mmと、ミニタワー型に比べ3分の1以下の省スペース化を図っている。Windows95搭載モデル(21万8000円)のほか、WindowsNT搭載モデル(23万8000円)も用意されている。
すべてのモデルでECC対応メモリーを採用するほか、デスクトップ管理ソフト『Intel
LANDesk Client Manager』が付属するなど、信頼性の向上も図っている。カスタムメイドにも対応し、メモリー搭載量やHDD容量、プリインストールOSなどを変更できるほか、プリインストールソフトの種類に同社の『OASYS
Office V5』が追加された。(報道局 井上哲郎)
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