日本ヒューレット・パッカード(株)は、カラーインクジェットプリンター『Graphil』シリーズにA3ノビ対応の『HP
DeskJet 1120C』を追加した。価格は8万4800円、2月中旬に発売する。
モノクロ印刷時で毎分最高6.5枚(A4)、カラーで毎分最高4.5枚(A4)の印字速度を持つほか、超微粒子インクや、ドットコントロールとカラーイメージング技術を合わせた『HP
PhotoREtII』機能などにより、最高1200×1200dpi相当の解像度と1600万色以上のカラーバリエーションを実現したとしている。用紙ははがきサイズからA3ノビサイズにまで対応し、A4モノクロ1枚2.4円という低ランニングコストも実現したという。
ポスターなどの大判も作成できる“ポスター印刷”機能のほか、簡易製本を行なうための“帳合印刷”機能などを装備する。2系統の自動給紙トレイを装備し、0.3mmまでの厚紙にも印刷できる。Windows3.1/95/NT4.0に対応し、オプションの『HP
JetDirectEx Plus』によりネットワーク上でも使用できる。
これまで、同社のGraphilシリーズにはA3対応モデルが抜けていたため、「同社にはA3対応のカラーインクジェットプリンターがない」というユーザーの不満の声も多かったという。同社では「今回の発表により、こうした声も解消できる」としている。(報道局 井上哲郎)
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